今は男女ともに美容室を利用する人が増えてきました。

だから男は美容室に行ってはいけないのではないかと心配する必要はありません。

美容室に行ったって理容室に行ったってどちらでもいいのです。

少しだけ雰囲気が違ったり、仕様が違ったりするので、あとは好みの問題です。

美容室に初めて行くけどどうしたらいいのかわからない、そんなひとのために美容室に行くまで、そして行った後の流れを説明します。

この記事を読むと

  • 美容室と理容室の違いはなんだろう?
  • 美容室に行くまでの流れ
  • 美容室での過ごし方

これらがわかるようになります。

ぜひ参考にしてみてください。

美容室と理容室の違いはあまりない!

まず「美容室」と「理容室」の違いを説明します。

ただ、そこまで違いはありませんが…

美容室は容姿を美しくする、理容室は容姿を整える、と法律で定められています。

だんだん時代の変化により、美容室も理容室もそこまで違いがなくなっているようです。

美容室 理容室
シャンプーは後ろ シャンプーは前
顔そりがない 顔そりがある
完全予約制 予約なしでもOK
カットするのは比較的若い人 カットするのは年齢が高い人

美容室は後ろに倒されて、顔にかからないようにシャンプーしますが、理容室は前からシャンプーするところが多いようです。

また、ここがすごく大きな違いだと思いますが、理容室は顔そりができるんです。

ヒゲを一緒にそってもらえるのがいいという人は理容室に行くことが多いようです。

美容室は顔そりをしてはいけないと法律で定められているので、顔を剃ったらダメなんです。

ここが大きなサービスの違いだと思います。

シャンプー台だって、時代の流れで理容室だって後ろに倒れてシャンプーする、シャンプー台を取り入れているようなところもありますからね。

顔を剃ってもらえるか、もらえないか、割と男性には悩むポイントかもしれませんね。

他にも美容室と理容室は少し違いがあって、美容室は完全予約制なところが多く、理容室は予約しなくても入れるところが多いようです。

理容室と同じように美容室にふらっといったら、断られるなんてこともありますからね。

事前に予約制か予約制じゃないかを確かめておきましょう。

理容室も、完全予約制なところもあるようなので、気をつけてくださいね。

また、年齢も美容室だと比較的若い人がカットしてくれますが、理容室だと少し年齢が高くなるようです。

美容室も都会の美容室は若い人が多いかもしれませんが、郊外に行くと年齢が高くなったりするようです。

この違いを踏まえて、美容室に行くか理容室に行くかを考えてみてくださいね。

美容室に行くと決めたら

美容室に行くと決めたら次にすることをお伝えしていきます。

ちゃんと美容室を選ぶところから美容室デビューがうまく行くかうまくいかないかが変わって来るのです。

むしろ一番重要かもしれないくらい、美容室はしっかり選んだ方がいいです。

自分に合った美容室を探す

まずは自分にあっているなと思う美容室を探します。

そう簡単に言っても自分とあっているかあっていないかなんて、なかなかわかりませんよね。

しかも、美容室は全国で23万軒もあるのですから、どう探したらいいものか…

  1. まずは自分の行きやすい場所に絞って美容室を探す
  2. 自分の出せる金額かどうかを確認する
  3. 美容室で人がたくさん働いている大きい店舗がいいか、人が少なめの小さめの店舗がいいかを決める
  4. 自分の好きな雰囲気かどうかお店の雰囲気を見る
  5. ホームページなどに載っているスタイル写真を見る

これらをチェックしておくといいですね。

まず場所を決めますが、自宅から通いやすい方が、ストレスなく毎月美容室にいけます。

通いにくい場所にあると、自分の気に入った髪型になって、また行きたいと思っていても、忙しくて結局近所でカットしてもらうことにもなりかねません。

やっぱり美容室といえば表参道でしょ!って人はちょっと遠くても表参道に行ってみるのもいいでしょう。

気になっている場所は行ってみた方がいいですからね。

特にこだわりがないという人は家から近いとか、職場が近いとか、通いやすいところがいいでしょう。

そして、自分の出せる金額かどうかを確認します。

いくら雰囲気がよくて、おしゃれな髪型にしてくれそうだと思っても、値段が何万円もしたら行くのをためらいますよね?

せっかくいいところを見つけてもがっかりする可能性があるので、予算がある程度決まっているのであれば値段からチェックしておきましょう。

次に、大きめの人がたくさん動いているような活気のある店舗がいいか、個人でやっているようなこぢんまりした落ち着いた空間がいいかを決めましょう。

そこまで決めたらあとは自分の好きな雰囲気のお店を探しましょう。

お店の外観、内装、ホームページの感じ、働いている人の雰囲気などをみて「いいな」って思った美容室がおすすめです。

最後に美容室のホームページなどに載っているスタイル写真をみて、かっこいい写真、惹かれる写真があるかどうか確認します。

そこのスタイル写真があまりにもダサかったり、素人の人がみても「ん?」ってなるようなスタイルしかなければあまりよくないでしょう。

センスが出て来る部分なので、そこのスタイル写真がかっこよかったりするといい感じにカットしてくれる可能性が高くなります。

電話かネットで予約する

お店がきまったら、予約しましょう。

先ほども書きましたが、美容室に予約しないで行くのはやめましょう。

空いている人がいればいいですが、やってくれない可能性が高いです。

電話が苦手な人は、今はネットで予約できるところが多いですから、ネットから予約しましょう。

予約するときに、美容師さんの指名をするかどうか聞かれるかもしれませんが、できたら指名した方がいいです。

指名した方がいい理由はこちら

あとはその日を待つのみ!

予約が取れたら、美容室を予約した日を心待ちにしておきましょう。

ただ、美容室に行く前の注意点があるのでよく読んでください。

  • 美容室に行く前日はきちんとシャンプーする
  • 前日または当日にお風呂入る
  • 制汗剤をしっかりつけてニオイケアをする
  • タバコのニオイに気をつける
  • にんにくの入った料理を食べ過ぎない
  • 前日のアルコールの飲み過ぎを控える
  • 前日はしっかり睡眠をとる

当たり前のようですが、できてない人も多いです。

頭皮のニオイがしないようにしっかりシャンプーしたり、体臭にも万全な対策をしましょう。

タバコのニオイもにんにくニオイもエチケットとして気をつけましょう。

最後にカット中に寝るのはあまりよくないので、気がついたら坊主!なんてことにならないように睡眠はしっかりとりましょう。

美容室デビューは印象がいい方がいいですからね。

美容室当日の流れ

美容室に行く当日は特に持ち物はありません。

お金だけあれば大丈夫ですよ。

着て行く服には注意してください。

襟が高い服や汚れやすいような白い服は避けた方が無難でしょう。

後の方に着て行く服の注意点もかいてありますのでよく読んでから出かけてください。

初めての美容室の場合は迷う場合があるので遅刻しないように、早めに支度して出て行きましょう。

美容室には遅刻しないように行く

美容室は予約のお客様で埋まっているので、あなたの遅刻で時間が押すと、後もつまってきます。

他にやることがあればまだいいですが、朝一のお客様だったら美容師さんはただ待つだけの無駄な時間を過ごすことになります。

それであとがつまってバタバタします。

人気の美容師さんだと予約が20分刻みに入っていることもあるので、遅刻はしない方がいいです。

どうしても時間が間に合わない、遅刻しそうだって時は電話をした方がいいでしょう。

10分以上の遅刻をするのは美容師さん的にはとても困ることなので、10分以上遅れそうな場合は電話をしましょう。

受付で自分の名前を言う

美容室に無事ついたら、受付があると思うので自分の名前を名乗りましょう。

もし受付がなかったら美容師さんが声をかけてくれるはずです。

自分の名前を名乗らないと、どこの誰だかもわからないので「予約しました〜です。」とお伝えしましょう。

予約の確認が取れたら、美容師さんが荷物を預かってご案内してくれると思います。

荷物や上着を預ける

荷物や上着がある場合は受付で預かってくれます。

貴重品など気になる人は、自分で持っていた方がいいでしょう。

待ち時間などもあるので、携帯などは席に持って行った方がいいでしょう。

荷物なんですが、なるべくならあまりたくさんの荷物や大きめの荷物は持っていかない方がいいでしょう。

小さめの美容室だったら預かる場所に困ったり、荷物の置く場所がなくなるので、楽器類、4個以上の荷物、スポーツ用品などはなるべくなら持っていかない方がいいです。

そうするしかない場合はしょうがないと思いますので、持って行ってもいいと思いますけどね。

待ち時間がある場合は言われた場所で待つ

荷物を預けたら、ご案内されます。

場所はこれからカットされる席か、待合のソファーか椅子になります。

美容師さんの指示にしたがいましょう。

アンケートのような住所や名前、電話番号を書く紙を渡される場合もあるので、渡されたらそれを記入しましょう。

お店によってアンケートの内容はまちまちですが、シャンプーの強さ、話しかけられるのが好きか嫌いかなどの内容を書く場合もあります。

そして待合のスペースでは雑誌を渡されるか、雑誌がおいてあるかします。

読むためにおいてあるのですから、読んで待っていてもいいです。

待っている間に携帯をいじっていてもいいですし、何もしなくてもいいです。

席にご案内される

待ち時間がなくお席にご案内される場合もあります。

待合の場所で待つよりも、席で座って待っている方が多いかもしれませんね。

でもお店によっていろいろなパターンがあるので、そんなにどこで待とうが気にすることはありません。

お席にご案内されたら、雑誌を読むか携帯をいじるか、何もしないか…好きに過ごしていていいです。

そのうちスタイリストさんがやってくるのを待ちましょう。

土日でなければ席についてすぐに、スタイリストさんがやってきます。

スタイストさんが来るまで席に座って待つ

スタイリストさんがなかなか来なくても心配することはありません。

土日なんて混んでいるので、ちょっとバタバタしています。

だからといって最初に席に座って20分も30分も待つのは待ちすぎだと思いますけどね…

やっぱり人気の美容室は「席に座ってから随分と待たされた」という意見もあるようですが、気長に待ってみましょう。

みんな待っている可能性もあるので、不安にならくても大丈夫ですからね。

カウンセリングをして一緒に髪型を決める

スタイリストさんが来たら、お名前を言ってくれます。

「本日担当します〜です。」

「よろしくお願いします。」

「今日はどうしますか?」

こんな感じで来るわけです。

そしたら自分のなりたい髪型を伝えて、不安なことがあれば質問して、シャンプー、カットしていきます。

自分のなりたい髪型が決まっていなくても、美容師さんが一緒に考えてくれるのでノープランでも大丈夫です。

ヘアカタログを出してくれて、「こんな感じはどうですか?」って提案してくれるので安心ですね。

美容室でのうまく伝えるオーダー方法はこちら

シャンプーをしてもらう

カウンセリングが終わったら、まず初めにシャンプーからします。

それはアシスタントの人がやってくれる場合もあれば、スタイリストの人自らやってくれることもあります。

また、お店によってはカットしてからのシャンプーのところもありますが、順番が違ってもやることは同じなので大丈夫です。

シャンプーしてもらっている時は、話しかけられる場合もあります。

リラックスしたい場合は無理に会話する必要もないのですが、お湯加減やシャンプーの強いのと弱いのどちらが好みか、などは答えましょう。

また席に座って待つ

シャンプーが終わったら、また席にご案内されます。

すぐにカットしてもらう場合もありますが、ちょっと待つ場合もあります。

その時も、雑誌をみて待つか、携帯をいじって待つかしてください。

雑誌を読み終わった場合は変えてもらえるので、雑誌を読まずにぼーっとしていれば誰かが気がついて「雑誌をお取り替えしましょうか?」みたいに言ってくれます。

なかなか声をかけてもらえない場合は自分から言っても大丈夫です。

カットしてもらう

いよいよスタイリストの人がきたらカットです。

スタイリストの人がシャンプーしてくれた場合は、だいたいがそのままカットしてくれます。

適度に会話をしながら、自分が髪の毛を切られているのを見ていましょう。

結構面白いですよ。

雑誌が面白かったりする場合は見ていても構わないのですが、あまり下を向きすぎるとカットしにくい場合があるので気をつけましょう。

カットが一通り終わったら髪の毛を流します。

メンズは髪の毛を梳いたり、刈り上げたりしているので細かい髪の毛が落ちて来やすいです。

だからもう一度髪の毛を流すのです。

細かい髪の毛を流してもらいにまたシャンプー台へ

またシャンプー台に移動して髪の毛を流しますが、これもアシスタントの人がやってくれる場合もあれば、スタイリストの人がやってくれる場合もあります。

ご案内してくれるので指示に従えば大丈夫です。

髪の毛を流してもらったらタオルで顔をふく

髪の毛を流してもらった後に、シャンプー台が上がって起き上がりますよね。

その後に温かいタオルを渡されます。

それは細かい髪の毛が顔についてしまったのでふいてください、というタオルです。

体とかをふくものではないので、顔をふいてくださいね。

主に顔、手、首が気持ち悪ければふいてください。

また席に戻る

髪の毛を流したら、また席にもどります。

ちょっとさっぱり爽やかな気分になれる時でもあります。

この時点でスタイリストの人が忙しければ少し待つこともあります。

乾かしてもらう

スタイリストの人が忙しければアシスタントの人が乾かしてくれます。

乾かし方などは教えてくれる人と教えてくれない人がいますが、なるべくスタイリストの人に乾かし方を聞くようにしましょう。

ワックスなどのスタイリング剤をつけてセットしてもらう

最後にワックスやジェルなどのスタイリング剤を使ってセットしてもらいます。

髪の毛のセット方法もこのときによく見て、聞いて覚えて帰ってくださいね。

もし、スタイリング剤をつけたくないのであれば、それはつける前にお伝えしましょう。

「もう帰るだけなんで」とか「何もつけなくていいです」とかを言わないとさっさとスタイリング剤をつけられてしまいますからね。

自分の髪の毛の後ろを鏡で確認して完了!

セットも終了したら、自分のカットした髪の毛を鏡で見せてくれます。

それでよければ大丈夫といって、気になるところがあれば少し直してもらうようにしましょう。

最後の最後なので言いにくいかもしれませんが、そういうのはきちんとお伝えしないと家に帰ってから後悔しますよ。

お会計

全部が終わったらお会計です。

カードが使えない美容室もあるので、確認してから行くようにしましょう。

スタイリストさんの名刺を渡される場合もあるので、受け取って帰りましょう。

荷物や上着を受け取って帰る

上着と荷物の忘れ物がないかを確認してお店をでます。

担当してくれたスタイリストの人がお見送りしてくれる場合もあります。

美容室デビュー、おつかれさまでした。

美容室での注意点

美容室での注意点を説明していきます。

美容室によく行く人の方が、この注意点をしらなかったりもします。

美容師からお願いしたいことも含まれているので、読んでみてください。

当日の持ち物は特になし

当日の持ち物を気にする人もいるようですが、何もいりません。

お金さえあれば大丈夫です。

着て行く洋服には注意して

美容室に行くのにあまりよくない服があります。

  • フード付きの服
  • シャツ
  • 白い服
  • タートルネック

共通点がわかった人はするどいです!!

首元がスッキリしている洋服の方がシャンプーするときにいいんです。

シャンプーするときにあまりにもフードがもこもこすぎると、シャンプー台にフィットしづらいです。

だから、シャンプーするのに楽なように襟元がスッキリした服を着てくれたらありがたいです。

また、白い服はカラーしたときに染料が飛んだりすると大変だし、カラーのシャンプーするときにも不安要素になります。

汚さずにシャンプーできると思いますが、白い服は汚しそうでちょっとこわいんですよね。

おしゃれしていこう

初めての美容室でおしゃれしていくことはとっても大事です。

美容師さんからの見られ方も変わるし、自分の気分が上がります。

だから、お気に入りの洋服を着て美容室に行きましょう。

スタイリング剤はつけて行った方がいい?

スタイリング剤は、いつもつけていない人はつけないでもいいです。

だけど、普段つけるような人は普段のセット方法を知りたいのでスタイリング剤はつけていってもいいです。

会話が苦手な場合は余計な会話はしなくても大丈夫

会話が弾まなかったり、余計な会話をずっとしているのは苦痛ですよね。

察してくれる美容師さんだったら、会話を必要最低限にしてくれますが、よく喋る美容師さんだときついかもしれませんね。

でも、あなたはお客様なので、うるさかったら反応で伝えてみるのもいいかもしれません。

美容師さんだって緊張する

あなたは初めての美容室で緊張するかもしれませんが、カットする美容師さんだってどんな人が来るのかわからないまま待ちます。

そのときにどんな人が来るかわからないので、緊張するひとが多いかもしれません。

だから、お互い緊張していると思えば、ちょっと気が楽になりませんか?

まとめ

美容室の初めてガイドはいかがでしたでしょうか。

初めて美容室に行くのは緊張すると思いますが、全然怖くないので大丈夫ですよ。

最初は誰でも緊張したり不安に思ったりするものです。

今まで床屋だった人も気分を変えて美容室デビューするのもいいと思います。

今は美容室が男女問わず行く場所になったので、たくさんの人が通いやすくなるといいなと思っています。

 

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