現代のストレス社会で20代で薄毛に悩む男性は増えています。
最悪これ以上薄くならないようにもしなければいけません。
でも薄くなった髪の毛ばかりを気にしていてもしょうがないですよ!
薄毛、もしくはもうハゲてしまった若い方でも大丈夫。
育毛剤を使って効果が現れるのも少し時間がかかるじゃないですか。
その間のつなぎに今しかできないかっこいい髪型にしちゃいましょう。
薄毛やハゲの方でもかっこよく決まる髪型を美容師の私がご紹介します。
そんなに気にしすぎず、髪型のおしゃれを楽しみましょうね。
20代で薄毛の原因
20代で薄毛の原因は様々ですが、40代などの年齢による薄毛の原因とはまた違ってきます。
睡眠不足、ストレス、食事…考えられることはありますが、薄毛になってしまったものはしょうがないです。
育毛剤などを使うのもそうですが、生活習慣を改善したりするのも並行してやらなければいけません。
その薄毛が改善されるのも時間がかかるので、今は髪型で薄毛を目立たないようにしましょう。
それって本当に薄毛?
若いうちから薄毛に悩む方は、自分の気にしすぎな場合もあります。
髪の毛が多い方と比べて、自分はなんて薄いんだろうって悩んでいるだけかもしれません。
あなたの髪を見て見ないとなんともいえませんが…
髪質
ひとつは髪質が原因で、自分のことを薄毛だと思っている場合があります。
髪の毛は軟毛(やわらかい髪)の方と硬毛(硬くてしっかりした髪)の方がいます。
軟毛の方はそれを勘違いして、自分はハゲている、薄毛なんだ…と思っているだけかもしれません。
ハゲや薄毛は髪の毛が生えなくなることです。
もしあなたが後頭部にも頭頂部にも、しっかりと髪の毛が生えているならそれはただの髪質です。
軟毛の方はとにかく髪の毛がペタンとしやすいので、ボリュームがでるような髪型にしてもらうのがいいでしょう。
髪型のところを見てみてください。
おでこの形
こちらも髪質と同じで勘違いしているだけかもしれません。
もともとおでこが広い方はちょっと後退してきたって思う方も多いんです。
小さい頃の写真を見て見てください。
その時もおでこが広めならば、それはもともとのもので、何も心配することはありません。
ただ、おでこが広いのがやっぱり気になるという方は、前髪を下ろしたヘアスタイルがいいでしょう。
前髪をあげることによって、さらに広いおでこを強調することになるので前髪は必須です。
ストレスが溜まっているのかも?
ここからは髪質の問題ではなくて、生活習慣が影響してきていてハゲや薄毛に悩んでしまっている方です。
ストレスがたまると血行が悪くなり、髪の毛がちゃんと生えなくなる原因になります。
他にも睡眠不足もそうです。
髪の毛のためにも睡眠をしっかりととらないと、体にとってもよくありません。
そして、栄養不足が原因でハゲていたり薄毛になっている場合もあります。
食生活は大変重要です。
もしも薄毛に悩んでいるのでしたら、きちんとした生活を送るのが改善する一番の方法だと思います。
薄毛の原因について詳しく書いてあるのはこちら
遺伝が原因?
あなたのご両親を見てみてください。
遺伝子が強いのが母方の遺伝子なので、まず母方、次に父方の遺伝子を思い浮かべてください。
そして祖父母、親戚なども思い浮かべて見てください。
どうですか?
「若い頃からから薄毛で悩んでた?」って聞いてみるのもありかもしれませんね。
もし遺伝しやすい感じでも諦めないでください。
髪型や育毛剤と上手に付き合えば、カバーすることは可能です。
美容師が薄毛の髪型についてアドバイス
美容師の私が個人的に思う、薄毛が目立たない髪型のアドバイスをしていきます。
もちろんお店にも薄毛の方はいらっしゃいます。
でも、私からアドバイスをしたくても「ここの部分が薄いので…」みたいな話はしにくいです(笑)
だから、もしも薄毛の髪型で悩んでいたら、思い切って相談してみましょう。
もちろん薄毛を自己申告しなくても、ちゃんと薄毛が目立たないようには切ってくれると思います。
でも、やっぱりちゃんと悩んでいることを伝えると伝えないのとは、仕上がりもアドバイスもちょっと違ってきます。
相手はプロで何人も薄毛の方を見てきたと思うんです。
だから、安心して悩みを打ち明けてみてください。
髪質の問題ならば仕方がない!
美容師の目線からすると、髪質がもともと細い軟毛の方はもう「しょうがない」と思ってください。
軟毛の方は髪の毛がしっかりしている方と比べて、頭皮が透けてみえたり、ペタンとなってしまうことが多いです。
だから、そういう場合は髪型を「ペタン」と見えないようにカットしたり、スタイリングでふわっと見せることが効果的です。
また、育毛剤などを使って今後の予防をするのもいいと思います。
何事も早めの行動が鍵ですね。
薄毛を隠したいけど隠さないほうがいい場合も…
薄毛に悩んでいる方は、ちょっと長く髪の毛を伸ばして隠そうとしている方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
「バーコード」と呼ばれているような髪型もあるじゃないですか、あんな感じで長く伸ばして後ろにもっていくと余計頭皮が透けるのが目立ってしまい逆効果です。
そんな時は短くしたほうが、薄毛と馴染んで目立たなくなります。
ちょっと勇気が入りますが、ハゲが気になる方や、薄毛が気になってきた方は「短め」にしちゃいましょう。
その方が変に隠している感じもなくていんじゃないでしょうか。
ハゲ、薄毛が気になったら髪型は短めに!!
薄毛に悩む男性のおすすめの髪型
いよいよ薄毛に悩む方へおすすめの髪型です。
どこが薄いかにもよって、髪型も変わってくるので自分の悩みにあった髪型を選んでくださいね。
ちゃんと悩みの場所をカバーできればあんまり薄毛は目立たなくすることも可能ですよ。
前頭部の薄毛が気になる方におすすめの髪型
おでこが広くなったと感じたら、もしくはもともとおでこが広い方は前髪があるスタイルがおすすめです。
短くても長くても、前髪は絶対に下ろした方がいいです。
その方が顔の面積が髪の毛でカバーされてハゲや薄毛に見えにくくなります。
マッシュヘア
ちょっと前髪に軽さを感じるマッシュヘアですね。
前髪が長すぎるマッシュだと逆に肌が透けて見えるので、マッシュヘアでもあまり前髪が長くない方がいいでしょう。
でももし前髪や髪の毛にボリュームやハリがあるなら、長めの前髪でもいいと思います。
あまり薄毛で悩んでいる方でそういう方は珍しいと思いますが…
そして、後ろから髪の毛を持ってくるようにセットすると、前髪の薄さなどをカバーできると思います。
マッシュヘアはセットも薄毛の方でもやりやすいと思います。
ショートヘア
こんな感じのショートヘアのスタイルもいいと思います。
前髪は全体の長さに合わせて短めですが、おでこがかくれているのでおでこの広さをカバーできます。
トップ(頭の上)を動きが出るように短めにカットすることによって、目線も上に行くのでおすすめです。
このスタイルの時は、特にトップにボリュームが出るように空気を入れるような感じでセットしましょう。
ソフトモヒカン
ソフトモヒカンもおすすめですが、前髪はあげちゃダメですよ。
前髪を散らすように下ろしてください。
そして前髪にワックスをつけすぎると束感が出すぎてしまうので注意です。
薄毛に悩んでいる方はワックスのつける量も気をつけないといけないですね。
後頭部の薄毛が気になる方におすすめの髪型
いわゆるつむじの方からハゲたり薄くなってきた方ですね。
もうこれは隠したりとかはできないので、思い切って短くしちゃいましょう!
髪の毛を伸ばすことによって逆に悪目立ちしてしまうので、清くスッキリさせましょう。
坊主
最初から思い切りたい方におすすめの坊主!
こちらは結構おしゃれ坊主でサイド(横)はがっつり短くなってますね。
トップ(頭の上)を残すことによっておしゃれな印象に。
ワイルドなかっこいい印象になりますね。
後ろはもちろん短いので、ハゲている部分や薄毛の部分に馴染みます。
もっと思い切りたい方はスキンヘッドもいいでしょう。
美容室、必要なくなっちゃいますね…(笑)
ソフトモヒカン
先ほども出てきました「ソフトモヒカン」ですが、長さが短いのがわかりますか?
後頭部の薄い方は、そこの部分に合わせて短くすることによって、自然な感じで薄毛やハゲを目立たなくさせることができます。
そして、後頭部だけが薄くなっているのであれば、前髪はあげても大丈夫ですよ。
前髪をあげても短いスタイルなのでバランスがとれて、かっこいいです。
ショートヘア×パーマスタイル
ショートヘアでサイド(横)はがっつり刈り上げていますが、前髪やトップには少し長さを残してボリュームのあるおしゃれスタイルに。
そしてパーマをかけることによって、髪の毛にボリュームが出て、ハゲや薄毛が目立たなくなります。
ボリュームは少し出ますが、やっぱり長さはあまりない方がいいです。
短い髪の毛を散らすようにセットするのが良いでしょう。
薄毛の人は絶対やっちゃダメ!な髪型
髪の毛が薄い方にはあまりおすすめできない髪型があります。
せっかくかっこいい髪型にしているつもりなのに、薄毛が逆に目立っている…
なんてことにならないように注意しましょう。
なかなか他人が指摘できないデリケートな問題ですので、今はどんな髪型かチェックしてみましょう。
これも、薄さが気になる場所にもよりますので、説明していきますね。
前頭部の薄毛が気になる方はNGな髪型
前頭部が気になる方はおでこの部分が広い方が多いです。
そのおでこが目立つ髪型は基本的にNGです。
女子みたいですが、前頭部の薄毛やハゲが気になる方は前髪は「超大事」ですからね!
オールバック
オールバックや前髪をあげるスタイルはやめておきましょう。
オールバックかっこいいんです!
かっこいいんですけど、前髪がないことによっておでこがより広く見えてしまいます。
まず最初にあったらおでこに目がいってしまいますよね。
それを避けるためにもオールバックはおでこが広い方、前頭部の薄毛やハゲが気になる方はおすすめしません。
前髪を分けるスタイル
前髪を分けるスタイルもあまりおすすめしません。
ななめ分けでも、もちろんセンターパートも。
後ろの毛がふさふさであれば、後ろからもってきてカバーできるかもしれませんが、基本的には分け目をつけるスタイルは向いていません。
分かれてる?分かれてない?みたいな微妙な分け目だったら良いですけどね。
後頭部の薄毛が気になる方はNGな髪型
後頭部の薄毛が気になる方は、つむじ近辺が目立たないように短くカットすることが大事です。
特にロン毛なんてダメですよ。
重みが出て、余計につむじ近辺の薄毛が目立ってしまいます。
長めの髪型は基本的にはNGです。
ボブ
メンズのボブヘアです。
おしゃれで雰囲気ありますよね。
でも!薄毛が気になる方がこの髪型をしたら…
もうわかりますね。
髪の毛の重みでつむじの近辺が目立ってしまって、頭皮が透けるという事態に陥ります。
後頭部の薄毛に悩む方はやめておきましょう。
さらさらショートヘア
こんな感じのスタイルだと髪質にもよりますが、頭頂部の薄毛の部分が目立ってしまいます。
だから、このくらいの長さが欲しい方はパーマなどで動きを出してぼかす必要があります。
もちろん薄毛やハゲ具合にもよりますが、直毛さんやサラサラヘアの方はパーマや短めにするのが一番目立たなくする方法かもしれませんね。
マッシュヘア
こちらは「絶対」とは言い切れませんが、あんまり後頭部の薄毛に悩むかたであればおすすめしません。
マッシュヘアは基本的には重ためのシルエットでカットするので、薄毛であればあるほど横から見たシルエットが美しくないからです。
凹んだような感じになってしまいます。
短めのマッシュだったり、薄毛がそこまで目立たないならマッシュヘアにしてもいいでしょう。
薄くなったらパーマをかける?
気になるパーマ問題ですね。
パーマをかけたらまたハゲそう…
そんな心配もありますよね。
確かに頭皮にパーマ液がつくので、その液が影響している可能性はないとは言い切れません。
シャンプーだって頭皮に影響してくるのですから。
今は化粧品扱いの優しいパーマ液が普及していますが、それでもやっぱり心配ですよね。
私がパーマをかけた方がいいと思う方は「直毛の方」「ある程度髪の毛の量がある方」ですかね。
そういう方はパーマをかけた方がボリュームも出てパーマが生かせると思います。
薄毛具合によっても、パーマをかけた方がいい方、そうでない方がいるのでなんとも言えませんが…
明らかに髪の毛が薄い方や、もともとくせ毛でパーマをかけなくてもいい方は、そんなリスクがあるのにかけなくてもいいと思います。
ちょっと頭皮に負担がかかっても、この薄毛がなんとかなるなら!
って思う方ならばやってみる価値はあるかもしれません。
美容師さんと相談して決めてみてください。
でも注意して欲しいのが、売り上げが上がるので美容師さん側は、パーマをかけてくれた方が嬉しいに決まってるんですよ。
もちろん親身になって考えてくれる方もいますが、パーマを勧めてくる方もいます。
それを踏まえた上で、パーマの相談をしてみてください。
薄毛の方のセット方法
薄毛の方のスタイリング方法にはポイントがあります。
スタイリング剤の量や、自分の髪の毛でのカバーの仕方など細かく説明していきますね。
セットの仕方だけでも薄毛やハゲは目立ちにくくなりますよ。
参考にしてみてください。
薄毛の方の乾かし方
まずは薄毛の方のセットで重要なのは「乾かし方」です。
とにかくふんわり見せることが大切なので、髪の毛を立ち上がらせるように乾かしましょう。
前頭部の薄毛が気になる方
前頭部の薄毛が気になる方はとにかく髪の毛に分け目がつかないように、前髪をしっかりと左右に動かして乾かします。
朝セットする場合も、前髪が分かれていたらまずはドライヤーを使って直しましょう。
おでこが後退したような方もそうですが、Mのように薄くなってしまった方でもしっかりとこの作業をした方がセットは上手くいきます。
そして、前頭部の薄毛が気になる方は、後ろから前に髪の毛をもっていくことを意識して乾かすといいと思います。
トップ(頭の上)や前髪にもボリュームが出て、目線が上のほうにいくからです。
トップや前髪のすぐ上の方もふんわりとするように立ち上げながら乾かしてください。
左手の指で髪の毛をつまみ、右手でドライヤーの風をあてます。
そのあとは冷風を使うかそのまま冷まして形をつけます。
意識して乾かすだけでもふんわりと仕上がりますよ。
後頭部の薄毛が気になる方
つむじのあたりの髪の毛も短いとは思いますが、左右に動かして乾かすことによって、多少ふんわりします。
後頭部の薄毛が気になる方は、その周辺の髪の毛を立ち上がらせるように乾かしましょう。
こちらも左手の指で髪の毛をつまむようにして、右手でドライヤーの風をあてます。
そのあとは冷まして形をつけます(冷風を使って冷ますのも◎)。
スタイリング剤の量と付け方
私は薄毛の方であれば最初は人差し指に少しのるくらいの、このくらいをつけます。
つけすぎたらまたシャンプーしなきゃいけないので少量ずついきましょう。
それを手のひらで伸ばしてまた様子を見ながらつけていきます。
感覚がわかるようになったらもっと量や付け方などは変化させていってください。
薄毛の方は髪の毛が細くて柔らかい方が多いので、ワックスやジェルの量は少ない方がいいです。
本当に少しの束感が出ればいいので、細い部分の毛にはあんまりたくさんワックスはつけないでくださいね。
毛先の方にちょっとついていればセットされている感じがでます。
逆にしっかりと根元の方につけてしまうと、頭皮の透ける感じが目立ってしまいます。
スタイリング剤も、いつもはジェルよりもワックスの方が薄毛に悩む方にはおすすめです。
全然髪の毛は細くないけどハゲてきたって方は、少なくともハゲていたり薄毛の近辺の毛は細くなっているのでそこを注意しましょう。
そういう方は他の部分はいつも通りでいいでしょう。
髪の毛を散らすようにしてカモフラージュする
髪の毛がいろいろな方向に散っているのがわかりますか?
薄い部分の髪の毛は髪の毛を散らすようにして、セットするとあまり薄い部分が目立たなくなります。
前頭部が気になる方は、前髪は残してその上の部分を散らすようにしてセットします。
前髪の部分を散らすのだと頭皮が透けてダメなんですよ。
「前髪の上の部分」がポイントですからね。
後頭部が気になる方はその後頭部の部分を散らしましょう。
同じ方向ばかりの毛よりも、あちこちに毛が向いている方が毛の量が多く見えるのはお分りいただけますね?
そんな感じで散らしてセットするのは毛を多く見せる方法でもあるのです。
まとめ
薄毛で悩んでいても髪の毛でなんとかなります。
そんなにあなたが思っているほど周りは薄毛に対して気になっていないかもしれません。
もしかすると気がついていないこともありますよ。
前頭部の薄毛の方や、後頭部の薄毛の方、二種類に分けて書きましたがどうでしたか?
今回は比較的若めの方に向けて書いていますが、そういう方は生活習慣を改善することによって、また元気に髪の毛が生えてくれることもあるのです。
薄毛は髪型やセットでカバーできるので、ぜひこの記事が参考になったら嬉しいです。
髪の毛で悩みすぎずに楽しい時を過ごしてくださいね!
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