セルフカットって難しそうに感じますが、実は慣れたら簡単なんです♪
全体的にカットするのは難しいですが、前髪だけならチャレンジしやすいです。
メンズの場合は万が一失敗してもワックスでごまかせるので、本当に前髪が目に入って長くて我慢できない!!って時はセルフカットという手段もあるのでやってみるのもありかもしれません。
女性の前髪のセルフカットとはちょっと違うので、その点も合わせて説明していきますね。
この記事を読むと
- 前髪をセルフカットする前の準備
- 美容師が教える前髪のセルフカットの方法
- 女性の前髪セルフカットとは違うところ
これらがわかるようになります。
ぜひ参考にして見てくださいね♪
前髪をカットする前の準備
前髪をカットする時には思い立ったらすぐにカットしたくなりますが、ちゃんと準備したほうが失敗する確率は低くなります。
もちろんハサミなどの道具を準備するのはもちろんのこと、自分がどうして前髪をカットしたいのか、どのくらいカットしたいのかイメージしてから切ることが大事です。
思い立ったままにカットすると「短くなりすぎちゃった…」とか、「失敗しちゃった…」なんてことにもなりかねませんので注意が必要です。
なぜ前髪を切りたいのか?
まずはなぜ前髪を切りたくなったのか考えましょう。
テレビで見た芸能人の前髪が短くてかっこよかったからとか、目に前髪が入ってじゃまだったからとか、いろいろ理由はあると思います。
芸能人と同じような前髪にしたいのであれば、その芸能人の前髪をよく観察する必要があります。
目に入って邪魔だったら短くする必要があるので、どのくらいカットすれば邪魔にならないかを考える必要があります。
自分がなぜ前髪を切りたいかを考えると、前髪の切り方も変わってきます。
仕上がりをイメージする
先ほども説明したとおり、なぜ前髪を切りたいのか目的に合わせて前髪をカットしましょう。
芸能人のなりたい前髪があるのでしたらその前髪をイメージして、目に入らない前髪の長さに切りたいのであればその長さ分を切った前髪をイメージしましょう。
わかりますかね…??
とりあえずは切った後どんな前髪になっているか想像して、イメージしてカットすると成功しやすいです。
カットする前に道具を準備しよう
カットする前に道具を準備しますが、文房具のハサミだとやっぱり切りにくいのでちゃんとしたハサミを用意するといいでしょう。
すきバサミもできたらあった方がいいですね。
また、くしも平べったい美容師が使っているようなコームを使うとカットしやすいですよ。
目が荒いの(粗歯)と、目が細かいの(密歯)と両方ついている方が便利です♪
前髪のくせをドライヤーで直す
前髪のくせをとらないままカットすると、「カットした時はよかったのにな…」なんてことになりかねません。
前髪は特にくせが強いところでもあるので、面倒ですが前髪の根元を水で濡らして一度乾かします。
まっすぐ髪の毛を下におろすようにして前髪を乾かすのがポイントです。
濡れた状態で髪の毛を切ると乾いた時に少し短くなるので、初心者の人でしたらしっかり乾いている状態の方がいいと思います。
乾かす前にしっかりとかすことも大切です♪
もちろん乾かした後もとかしてくださいね。
美容師がおすすめするドライヤー10選!人気のものは本当にいいの?
メンズの前髪セルフカットのやり方
前髪のくせが取れたら早速カットしていきましょう。
最初からザクザク切らずに慎重にカットしていきましょう。
前髪はほんの5㎜カットするだけでも変わってきますからね。
短くなったら取り返しがつかないので、ちょっと長いなと思ったら切る程度にしておきましょう。
髪の毛をわけとる
まずは髪の毛をわけとります。(わかりやすいように濡れていますが初心者の人は乾かしてカットしてください)
まず三角形にわけとるのですが、三角形の深さが深いほど厚い前髪になりますが、男性の場合トップ(頭の上の毛)も短いのでだいたいの場所でわけるといいです。
横は目尻の横から延長線上にある部分から三角形にわけとります。
でも最終的には横の毛と繋がるようにするので切りすぎなければそんなに気にすることはありません。
そして前髪のところ1㎝ぐらいをわけとって準備完了です♪
(わかりやすいように濡れていますが初心者の人は乾かしてからカットした方が失敗が少ないです)
スタイルに合わせて長さをカットする
髪の毛をわけとって準備ができたらスタイルに合わせて長さをカットしていきます。
今の状態から1㎝ほどカットしたいですか?
それとも流しやすいようにカットしたいですか?
まっすぐ落ちるナチュラルな前髪にしたいですか?
切りすぎるとイメージしていた髪型にならないことがあると思うので、なんども言いますが少しづつカットしていきましょう。
一番簡単なのは今の状態から長さだけを1㎝短くすることだと思います。
初めてのセルフカットだったら、形を変えようとしてもなかなか難しかったりしますから、どの場所も同じように1㎝切るのだったらわかりやすいですよ。
イメージを変えたいけど難しそうな場合はやっぱり美容師さんにカットしてもらった方がいいでしょう。
前髪をまっすぐ下ろしたい場合
前髪をまっすぐ下ろすとナチュラルな感じの前髪になります。
重ための前髪にしたい場合も同じようにカットするといいでしょう。
まっすぐ下ろした前髪のスタイルにしたい場合は、前髪をラウンドに丸くなるようにカットするといいでしょう。
まっすぐすぎると女性のようなパッツンになってしまうので、丸くカットした方がセットもしやすいです。
マッシュヘアの前髪はこんな感じでカットされていることが多いです。
斜めに前髪を流したい場合
斜めに前髪を流したい場合は斜めにカットする必要があります。
斜めにカットしないと前髪が流れにくいので、自分の前髪を見てみると結構斜めになっていることがあると思いますよ。
流したい方向に向かって長くなるようにカットしましょう。
その時に、どこから流す位置をスタートするのかを決めておくといいでしょう。
9:1の割合で流したいのか、それとも7:3でわけたいのかを考えるとやりやすいですよ。
ただ梳くだけでもいい場合
ただ毛量を調節するだけでも前髪をすっきりさせることは可能です。
時間がたつと毛量も増えてきますから、長さやスタイルをそんなに変えないのであれば、最初に量を調節してから最後に長さを整える方が簡単かもしれません。
すきバサミを使う時もたくさん梳けるハサミもあるので慎重にカットしましょう。
すきバサミだから大丈夫だろうと思っていると変な髪型になってしまう可能性もあります。
1回毛先を梳いてみて大丈夫そうだったら真ん中ぐらいから2、3回毛先に向かってすきバサミを使ってカットしましょう。
たてに引き出して放射状にわけとりながら同じ作業を繰り返していきましょう。
ちょっとむずかしいかもしれませんが、こんな感じで引き出してカットしてくださいね。
基本的な前髪の切り方
美容室だと前髪を持ち上げて切ることもありますが、それは持ち上げる角度まで計算してやっているのでできますが、自分の前髪を持ち上げて切ると切りすぎちゃう可能性があるので、初心者の人はおろしたままカットするのがいいと思います。
そして、左手の人差し指と中指で切りたい前髪の部分をつまみます。(写真だと反転してますが左手です)
その時にぎゅっとひっぱりすぎると、指を離した時に自分が思ったよりも前髪の長さが短くなってしまっていることも考えられるので、軽く挟むようにしましょう。
次にカットしていきますが、大事なのは指のラインです。
先ほど斜めに切るとか、ラウンドに切るとか言いましたがなかなか難しいですよね。
斜めに切りたい場合は指の角度を斜めにして切ると正確に切りやすいですよ。
ラウンドは難しいのですが、真ん中からカットして横の部分を斜めにカットして丸く繋げていく感じで切っていきましょう。
ちょっとずつずらしながら切っていくのがポイントですよ。
カットするときのハサミの使い方
カットする時にハサミはどうやって使うかがポイントとなってきます。
1㎝カットするのにもハサミの使い方一つで仕上がりが変わってきます。
でも、どの切り方も間違いではないので、やりやすいやり方を見つけるか、もしくは全部のやり方でを使ってカットしてみてくださいね。
まっすぐハサミを入れる場合
まっすぐハサミを入れる場合はまっすぐなラインが出やすいので、パッツン前髪になります。
マッシュヘアのような髪型だったらいいかもしれませんが、それかくせ毛の人はあまり気にならないかもしれません。
でも1㎝切るなどの長さをつめやすいので、初心者の人はまずはこの横にハサミを入れるやり方でもいいと思います。
まっすぐ切った後はたてにハサミを入れるかすきバサミで梳いてラインをぼかすといいと思います。
たてにハサミを入れる場合
たてにハサミを入れると切ったラインがボケるので、同じ1㎝を切ろうとしても長いところと短いところが出てきます。
横にハサミをいれてパツンとなっちゃったな〜って時は、たてにハサミを入れるといいでしょう。
でも初心者の人に注意して欲しいのが切りすぎてしまうことです。
たてにハサミを入れるってどのくらいの深さでいれていいのかよくわからないと思うので、最初は浅めにハサミを入れて、長さを切れればOKとしましょう。
たてに引き出して横にハサミを入れる場合
たてに引き出して横にハサミを入れると軽さが出ますが、ラインが残るのでちょっと重めになります。
基本的な長さは変わらないので(1番下の毛を切らない限り)軽さを出したい時に使います。
たてに引き出してたてにハサミを入れる場合
たてに引き出してたてにハサミを入れた場合は軽さが出る感じです。
たてに引き出して横にハサミを入れるのとそんなに変わらないのですが、たてにハサミをいれることによってラインがボケるのでより軽さがでます。
この切り方も前髪の長さ自体は変わりませんが、結構軽さを出したい時は深め(真ん中ぐらいまで)にハサミをいれるといいでしょう。
まとめ
セルフカットはやってみたら簡単な場合もあるのですが、慣れていなかったり不器用な場合は難しく感じてしまいます。
美容師にも不器用な人もいるので、美容師ほどにはなれなくても自分の前髪は自分で切ることができるぐらいには練習して上手くなることもありますよ。
みんながみんな練習してセルフカットが上手になったら美容師いらなくなってしまうんですが、やっぱりバランス的な問題もあるのでセルフカットはメンテナンス程度に捉えておくといいでしょう。
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