ドライヤーの冷風っていったいなんでついているのでしょうか。
もしかしたら冷風機能がついていることすら気がついていない人もいるかもしれませんね。
ドライヤーに冷風機能がついているのは今は当たり前なくらい、便利な機能なんですよ!
まだ使ったことがないのならぜひ今日から使いましょう。
冷風を使うことによるメリットがたくさんあるので、使わないと損ですよ〜!
冷風で引き締めの効果があるので、顔にも使えたり、頭皮ケアにも効果があるんですよ。
もちろん持っているドライヤーの冷風機能を使っても効果はありますが、ドライヤーはもう髪を乾かすだけでなく全身使えるものも出ているのですよ。
この記事を読むと
- ドライヤーの冷風はなぜあるの?
- 冷風を使った9つの効果
- 温風との使い分け
- 冷風を使うタイミング
- 冷風の上手な使い方
これらがわかるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
ドライヤーの冷風はなぜあるの?
ドライヤーの冷風機能は暑い時に使う?
そういう使い方もありですが、正しくはヘアスタイルの形を固定するために使います。
熱い時に形をつくって、冷たい風を当てて形を固定します。
鉄と同じですね。熱い時は形は変わりますが、冷えるとそのまま固まります。
男性だったら前髪をあげるスタイルの時に使ってもいいかもしれませんね。
女性も前髪を流す時や、トップの部分を立ち上げる時にかなり使えます!!
冷風を使った9つの効果
冷風を使うと髪型を固定するのはわかったと思いますが、他にも効果がたくさんあるので見ていきましょう。
1.髪の毛にツヤが出る
冷風を使うと髪の毛にツヤがでます。
髪の毛を覆っているキューティクルが濡れている時や熱い風を当てている時は開いています。
それがパサパサする原因だったりするのですが、冷風を当てることによってキューティクルが閉じられるので、ツヤが出て綺麗な髪の毛になります。
2.髪の毛がまとまりやすくなる
温かい風を当ててから冷風を当てることによって、キューティクルがひきしまり髪の毛がまとまりやすくなります。
髪の毛が1本1本落ち着くといった感じでしょうか。
ドライヤーは上から下に当てることによってキューティクルの流れに逆らいませんよ。
3.髪の毛の手触りが良くなる
キューティクルがはがれている状態だとガサガサしているような感じで手触りが良くありません。
肌もガサガサしていると触った時にわかると思いますが、髪の毛も同じでガサガサするんです。
これもキューティクルが閉じることによって、水分が髪の毛の中に閉じ込められ、つるんとした手触りになります。
4.セットした形をキープしてくれる
先ほども少し説明しましたが、冷風を当てることによってセットした形をキープしてくれます。
美容室だとホットカーラーを巻いた後に冷ます時間がない時はドライヤーの冷風を使います。
冷風を使った方が髪の毛が早く冷めるために、早くセットが仕上がるんですよ。
5.頭皮が引き締まる
キューティクルも冷風を当てると引き締まるように、頭皮も冷風を当てることによって引き締まるんです。
温風をずっと頭皮に当てていると熱によるダメージがありますが、冷風と交互に当てることによって熱によるダメージを防いでくれる効果もあります。
6.寝癖がつきにくくなる
温風だけで乾かしてキューティクルが開いた状態で寝てしまうと寝癖がついてしまいます。
お風呂から上がった後にきちんと冷風で綺麗な形をつくっておくと、その形がキープされて寝癖がつきにくくなりますよ。
7.ダメージを受けにくくなる
キューティクルが開いていると無防備な状態ですから、ダメージが進行してしまうイメージはわかりますよね?
髪の毛をしっかり乾かせていない人はいくら外側からオイルをつけてダメージケアしようと思ってもダメージを受けてしまいます。
きちんとキューティクルがしまっていると、紫外線など日常のダメージを受けにくくなります。
8.顔にも使える
冷風は顔の引き締め効果もあるので、たるんだ顔もしゅっとするかもしれません。
普通の冷風が出るドライヤーでも引き締めの効果はありますが、レプロナイザー
というドライヤーは独自のバイオプログラミングの技術により美顔器のような効果もあるんです。
私も美容室でたまにレプロナイザーを顔に使っていましたが、毎日使うことによって効果があるのだそう。
他にもパナソニックのナノケアもスキンモードがあって、顔に使うとキメが整うようです。
ドライヤーだけで美顔器買う必要なくなりますね!!
9.上手に使うことによって薄毛にも効果あり
温風と冷風を交互に使うことによって、血行がよくなるので薄毛を気にしている人にもおすすめな使い方です。
ただ、温風で頭皮を乾かしすぎると良くないのと、冷風だけだと今度は冷えて血行が悪くなってしまうのでやりすぎは避けましょう。
パナソニックのナノケアは「温冷リズムモード」があるので使いやすいかもしれませんね。
温風との使い分け
温風は髪の毛を乾かすために使います。
前に美容室のお客様に「髪の毛がいたむって聞いたので冷風で乾かしたほうがいいんですか?」と聞かれました。
たしかに温風を当てることによるダメージはゼロではないですが、冷風だけだと乾かないですからね。
何より濡れている髪の毛に冷風だけで乾かそうとすると頭が冷えて血行が悪くなったり、風邪を引いたりと良いことはありません。
暑いからといって扇風機の風だけで乾かすのもあまりおすすめしません。
温風は髪の毛を乾かし、冷風は仕上げに使います。
冷風を使うタイミング
普通に乾かすだけであれば、温風で9割程度乾いたらあとは冷風で乾かしましょう。
ブラシを使って乾かすのであれば7割程度乾いたらブラシをいれて形をつける→冷やすの繰り返しです。
冷風の上手な使い方を美容師が伝授!
冷風のことはだいたいわかったと思いますが、最後に実践編です。
髪の毛を乾かす時、セットする時に使える冷風をマスターしてくださいね!
冷風を使った乾かし方
最初に冷風を使った普段の乾かし方です。
悩みがある人にこそ冷風は強い味方です。
ボリュームを出したい場合
- 毛流れに逆らって下から上に向かって乾かす
- つむじ付近を中心に円を描くように乾かす
- 左回り、右回り両方やったら髪の毛を元の位置に戻す
- 冷風を当てて完成
これちょっと説明が難しいのですが、ボリュームが出ない人は髪の毛が下に向いて生えているので上から乾かすとさらにペタッとなってしまうんです。
とにかく毛流れに逆らって乾かすことを意識すると髪の毛にボリュームが出ますよ。
ボリュームが出てしまう場合
- 上から下に向かって多少引っ張りながら乾かす
- だいたい乾いたらまた上から下に向かって冷風を当てる
- 完成!
ボリュームが出てしまう人は上から下に向かってドライヤーを当てましょう。
特に膨らむ部分がある人は手で抑えながら乾かすといいですよ。
くせが気になる場合
先ほどのボリュームを抑えるのと同じようなやり方ですが
- 髪の毛をひっぱりながら上から下に向かって乾かす
- くせがちゃんと伸びたら冷風を当てる
- 完成!
くせが伸びきる前に冷風を当ててしまうとまた繰り返しになってしまうので、しっかりくせが伸びていることを確認してから冷風を当てましょう。
乾かす時に前に向かって髪の毛をひっぱるとやりやすいかもしれません。
冷風を使ったセット方法
次に冷風を使ったセット方法です。
冷風はしっかり熱を当てて形づけた後に使ってくださいね。
前髪を立ち上げる場合
- 前髪を立ち上げる場合はまず最初に温風で前髪をかきあげながら乾かす
- そのあと手で前髪をかきあげたのを抑えながら冷風を当てて冷ます
- ワックスやスプレーなどで固めて完成!
前髪を立ち上げないで流す場合なども温風→冷風でしっかりくせづきます。
トップを立ち上げる場合
- トップの髪の毛を手で持ち上げるようにして乾かす
- 髪の毛を持ち上げながら冷風を当てる
- 完成!
分け目がつくとペタッとしやすいので注意してくださいね。
髪の毛を内巻きにする場合
- 下を向いて髪を乾かす
- 手で内側に入るイメージをつくりながら乾かす
- 冷風で下を向いたまま乾かす
- 完成!
そのあとにカールが足りなければブラシを使うといいでしょう。
髪の毛に動きを出す場合
- 髪の毛をにぎるようにして乾かす
- にぎりながら冷風を当てる
- 全体的にその動作を繰り返す
- 完成!
「にぎりながら」というのがポイントで直毛の人やショートヘアの人におすすめですよ。
まとめ
冷風の使い方はマスターできたでしょうか。
冷風に着目して機能をアップさせているドライヤーも多いですから、使っていなかった人はぜひ使ってみてください。
冷風を使うことで髪の毛のセットが上手くいきやすくなるかもしれませんよ♪
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