直毛の方は、くせ毛の方に憧れて、くせ毛の方は直毛に憧れます。
ないものねだりなんですけどね…
でも、美容師からすると、直毛の方が結構大変だったりすると思うんです。
くせ毛も度合いによりますが、セットするのはくせ毛の方が簡単です。
くせ毛の方が悩んでいると思われがちですが、今回は直毛の悩みについて考えていきたいと思います!
この記事を読むと
- 直毛のメリット・デメリットがわかる
- 直毛におすすめの髪型がわかる
- 直毛のセット方法がわかる
- 直毛におすすめのパーマがわかる
これらがわかるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
直毛のメリット・デメリット
- 直毛のメリット
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- 髪の毛にツヤが出る
- パサつきにくい
- クールな印象になる
- 直毛のデメリット
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- 髪の毛に動きが出にくい
- 髪の毛にボリュームが出にくい
- 柔らかさが出ない
- パーマがかかりづらい
直毛のメリットとしては髪の毛にツヤが出たり、パサパサした感じにならないことです。
また、直毛はまっすぐな髪の毛なのでシャープだったりクールな印象になります。
デメリットとしては、くせ毛のように髪の毛に柔らかさが出ない、髪の毛にボリュームが出ない、髪の毛がペタンとしやすいことなどですかね。
また、髪の毛に動きが出にくいですね。
そしてパーマがかかりづらい…
デメリットだらけだと思ってショックを受けないでくださいね。
直毛はもう髪質なので、一生付き合っていくしかありません。
直毛と上手に付き合っていく方法をこれからご紹介しますので、心配しなくても大丈夫ですよ。
直毛におすすめの髪型8選
直毛におすすめの髪型は「ショートヘア」です!
髪の毛を伸ばすと、髪の毛の重みにより動きが出なくなったり、髪の毛がペタンとしやすくなるのです。
そして、直毛で伸ばすと結構セットも大変になります。
だから、断然おすすめなのはショートからベリーショートですね。
ツンツンにウニのように立ってしまう場合も、短くすることによって、目立ちにくくなります。
1.坊主に近いベリーショート
坊主に近いような髪型も直毛の方にはおすすめです。
髪の毛が立っていても気にならないし、髪の毛の立ち上がりなどもそこまで気にする必要がないからです。
でも、髪の毛が軟毛(柔らかくペタンとしやすい)で量が少ない方は、ちょっと注意が必要です。
若い時には若い髪型が似合うこともあります。
美容師さんと相談して決めましょう。
2.モヒカンショート
モヒカンにすれば、ウニのように立ってしまう髪の毛の方でも大丈夫です。
そんなに目立たなくなります。
サイド(横の毛)も立ってしまう方が多いと思いますので、つぶすようにワックスで抑えましょう。
3.ツーブロックモヒカン
サイド(横の毛)がツンツンしやすい方は、思い切って刈り上げちゃうのも一つの方法です。
もし刈り上げたら、伸びて来たら気になるので、頻繁に美容室に行く必要があります。
それは、直毛でもくせ毛の方でも同じように短くしたら気になることです。
4.刈り上げショート
剛毛の方にもおすすめな刈り上げショートです。
量が多い方も、すっきり見える髪型です。
刈り上げの部分が多いほど、セットに時間もかかりません。
5.七三ショート
直毛の方は分け目をつけて、アップバングにすることでおしゃれな印象になります。
サイド(横の毛)は刈り上げてすっきりとさせるといいでしょう。
また、このヘアスタイルの場合、髪の毛が立ち上がりやすい方は、髪の毛を抑えるようにしてセットするのがポイントです。
6.直毛マッシュ
直毛の方でもマッシュヘアはできます。
ただ、直毛の方は耳周りがツンツンしがちなので、耳周りをすっきりさせたスタイルの方がいいです。
トップ(頭の上の毛)に動きを出すために、髪の毛を軽くしてもらうのがいいでしょう。
7.すっきりショート
直毛の方は中途半端に耳周りの毛があると、余計直毛のツンツンした感じが目立ってしまいます。
それは髪の毛が立ち上がるような方でも、下に向かって生えている方でも同じです。
直毛のまっすぐな感じが目立つので、耳周りはすっきりさせた方がいいです。
そうすることによって、トップ(頭の上の毛)も横の毛と合わせてカットするので、短くなり髪の毛が立ち上がりやすいバランスになります。
8.耳掛けショートヘア
ちょっと長めのスタイルが好きな方は、このくらいまで伸ばすと、直毛のツンツン感が目立ちにくくなります。
ただし、動きとボリュームはでにくくなります。
あと、髪の毛がツンツン立ってしまうような直毛の方はあまりおすすめしないです。
トップ(頭の上の毛)は動きが出るように短めにカットしてもらうといいでしょう。
髪の毛がサラサラしやすいので、耳にかけることによって、バランスがよくなります。
長めが好きな方は、耳にかけられるぐらいまで伸ばすのもいいでしょう。
直毛の人はパーマをかけてみる
直毛の方はパーマをかけてみるのも良いでしょう。
ただし、直毛の方はパーマがかかりにくく、とれやすいと言われています。
担当の美容師さんによく相談してやってもらいましょう。
直毛のパーマはポイントパーマがおすすめ
直毛は、髪の毛が立ち上がらなかったり、つぶれやすかったり、ボリュームがでないことが多いです。
だから、ポイントでパーマをかけることによって、その悩みは解決します。
全体的にかけるパーマよりもナチュラルに仕上がりますし、ロッドを巻く本数も少なくて済むので気軽にできます。
丸でかこんである部分だけロッドを巻きます。
少なくて2本、多くて5〜6本巻けばいいと思います。
もちろんポイントパーマといっても美容師さんのやり方もあるので、それより多くても少なくても問題はないです。
ポイントパーマは簡単にできる上に、普通のパーマよりも安めに金額を設定しているところが多いので、挑戦しやすいですね。
短めの直毛はピンパーマで柔らかさを出す
直毛にはショートヘア!と先ほど説明しましたが、ショートヘアにしたらパーマがかからないんじゃない?
そう思っている方もいるかもしれません。
でも、ショートヘアにしたら、細いロッドで巻くか、ピンパーマという方法でパーマはかけることができます。
ピンパーマは短い髪の毛でもできるのでおすすめです。
直毛でも長めなら全体的にパーマをかけてゆるウェーブに
直毛でも、長めであればゆるいウェーブも可能です。
直毛の方は、やっぱり髪の毛が硬くてストレートな方が多いので、パーマをかけることによって柔らかさが出るでしょう。
また、ボリュームがでなかったり、トップ(頭の上の毛)がつぶれやすくて悩んでいる方は、ぜひパーマをかけてみるといいでしょう。
直毛のセット方法
直毛の方はセットが少し難しいです。
動きやボリューム、カールをつけるために乾かし方が重要になってきます。
かっこよくセットするためにはまず、「乾かす」「ブローする」ということから始めましょう。
ワックスなどをつけてセットするのはそのあとなので、ちゃんと土台ができていればそれは簡単ですからね。
まずはドライヤーを使って形をつくる
朝起きて寝癖が付いているままだと、セットはうまくいきません。
まずはその寝癖をとる作業からします。
- 霧吹きなどで髪の毛を濡らす(シャワーでもOK)
- 髪の毛を指で握るようにして、髪の毛を乾かす
- トップの髪の毛が立ち上がるようにドライヤーを当てる
- 完成
髪の毛を握りながら乾かす、というのがポイントになってきます。
直毛の髪の毛はもちろんストレートですから、その髪の毛に丸みをつけないといけません。
髪の毛を握りながら乾かすことによって、指の丸みがつきます。
それが直毛の髪の毛に少し柔らかさを出すのです。
それでもカールが足りない!もっとカールが欲しい方は…
ヘアアイロンを使ってカールを出すこともできます。
髪の毛の長さが短い方は、小さめのヘアアイロンを使うといいでしょう。
そして、髪の毛が内側に入るようにアイロンを動かします。
一番カールが欲しい「トップ(頭の上)と」「前髪」を重点的にやってみましょう。
後ろは見えないので、慣れてきたらやけどしないように使ってみましょう。
土台ができたらスタイリング剤(ワックス)をつけてセット!
ドライヤーを使ってブローした後は、トップが立ち上がっている状態になれば、セットは簡単です。
最初に手のひらにワックスを揉み込みますが、この時に大切なのはワックスなどスタイリング剤の「量」です。
直毛で髪の毛がしっかりしている、または剛毛の方はワックスをしっかりつけた方がいいです。
でも、髪の毛が柔らかめで、すぐペタンとしてしまうサラサラ直毛の方はワックスの量には気をつけましょう。
多くつけすぎると、せっかく立ち上げた髪の毛が、またつぶれてしまいます。
柔らかめの直毛の方は少量ずつ、様子を見ながらワックスをつけましょう。
また、髪の毛に柔らかさを出したいなら断然ワックスなのですが、ジェルが向いている方もいます。
ジェルが向いている直毛の方は、髪の毛が立ち上がってしまうような方です。
何度もたとえに出してしまい申し訳ないのですが、うにのような感じで髪の毛が立ち上がる方です。
そういう方は、ジェルの方が髪の毛を程よく抑えられて、キープできます。
きっちりしたヘアスタイルにしたい場合はジェルがおすすめです。
まとめ
直毛の方の方が、案外くせ毛の方よりもセットなどが難しいと思います。
よくくせ毛や天パの悩みを見かけますが、直毛の方だって悩んでいることを伝えたかったんです(笑)
やっぱり自分の髪質で悩むと思いますが、その髪質と一生付き合っていかなければならないのですからね。
うまくセットしたり、パーマをかけたり、逆にストレートを楽しんだり…
方法はたくさんあります。
ぜひ自分の髪質と向き合って、無理に直そうとせずに、そしてあまり悩まずに生活を送って欲しいです。
ストレートの方は、くせ毛の方にとってはとてもうらやましいのですから!
この記事が少しでもあなたの役に立てれば幸いです。
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