1000円カットに興味があるけど、実際に行って失敗するのが不安な人も多くいるようです。

ちゃんと注文通りにカットしてくれるのかな?そもそも注文ってしてもいいのかな?などなど…気になる点をあげるとキリがありません。

「百聞は一見に如かず」ですから、1度自分で足を運んでみないと良いか悪いかも判断できません。

でも、行く前に1000円カットはどんなところか、そしてどんな風に注文したらわかりやすく伝わるのかがわかった方がいいですよね!

やっぱり1000円カットのことをあまり知らなければ、ただ安くカットしてもらえる美容室程度に思っていると「ちょっと違うな」って思ってしまうんです。

どんなところかをしっかり把握していた方が、シャンプーをしてもらえなくてがっかりすることもないでしょうし、無言でカットされても気にならないでしょう。

この記事を読むと

  • 1000円カットってどんなところ?
  • 1000円カットと美容室の違いは?
  • 1000円カットでのオーダー(注文)方法
  • 1000円カットの取り入れ方

これらがわかるようになります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

1000円カットってどんなところ?

まずは1000円カットがどんなところかを説明しますが、1000円カットと聞いてどのようなところを想像をしますか?

早く終わる、指名ができない、予約しなくてもやってもらえる…などが思い浮かびますかね。

それより多くの情報を知っていたら結構1000円カットに対しての知識があると思います。

最近は1000円カットのお店もたくさんありますし、空いた時間に行けるので行った人からいろいろ話を聞くのかもしれません。

知っている人は読み飛ばしてもかまいませんので、1000円カットがどんなところかわからない人はじっくりと読んでください。

1000円カットは予約は必要なし

普通の美容室だと予約して行くことが多いですが、1000円カットは予約せずに好きな時に行くことができます。

有名な1000円カットQBハウスだと、お店の前にあるランプの色で混雑状況がすぐにわかるようになっているので便利ですね。

が15分以上待つ場合
黄色が5分から10分程度待つ場合
がすぐにカットできる場合

待ちたくない人や、仕事の合間に行きたい人にはとても良いですよね。

カット前に券売機でチケットを買う

お店についたら、カットする前に券売機があるのでチケットを買います。

料金は消費税込みの1080円で、両替ができないことが多いので、ちゃんと事前に1000円札と細かいお金も準備しておきましょう。

待合席に座って待つ

チケットを買った後は、待合席に座って待っていればOKです。

待合席での通話や、ペットを連れて行くなどの行為は価格が安い1000円カットでもよくありません。

スピードが売りのお店なので、美容室のようにそんなに長い待ち時間もないと思うので静かに待っていましょう。

自分の順番がきたらカットする場所に移動

順番がきたら美容師さんにご案内されて、カットするところへ移動します。

荷物もそのまま持って行き、カットする場所にクローゼットもあるのでそこに収納してもらっていざカット!!

カットが始まる

美容師さんが要望を聞いてくれて、カットが始まります。

もちろんシャンプーはなしでドライカット(濡らさずにカット)です。

雑誌の切り抜きや、携帯に保存した写真を見せるのもわかりやすくて1000円カットの美容師さんからしてもいいと思います。

基本的にはどんな髪型もやってくれるようですが、あまり大幅なスタイルチェンジは10分だと難しいのかもしれません。

バリカンを使って坊主にするとかならいいかもしれませんけどね。

合わせ鏡で後ろもチェックしてカット終了

後ろの長さも合わせ鏡を使って見せてくれます。

ここまでもう終わったの?みたいなレベルの速さで進んでいきます。

でもカットした後に「やっぱり思ったスタイルと違ったのでもう少し短くしてほしい…」とか、そういうのは1000円カットでは難しいですね。

できる限りの対応はしてくれるかもしれませんが、時間が決まっている分、いかにわかりやすく伝えて、自分のイメージを美容師さんと共有できるかが重要になってきます。

髪の毛を掃除機のようなもので吸う

髪の毛を流さないので、細かい髪の毛がチクチクすることがないように、掃除機のようなもの(エアウォッシャーと言うらしい)で髪の毛を吸い取ります。

最初はびっくりするかもしれませんが、こういうのがあるということを覚えておきましょう。

流す手間が省けて時間が短縮されるので、よく考えられていますよね。

忘れものがないようにお店を出る

もうお会計は終わっているので、あとは荷物を持って帰るだけです。

使ったくしをくれるところもあるようで、それがちょっと嬉しかったりしますよね(笑)

これが1000円カットの一連の流れです。

1000円カットと美容室の違い

1000円カットと美容室でのサービスを同じように考えてはいけません。

10分1000円でカットできるのは素晴らしい技術だと思いますが、やっぱり美容室とはサービスが違うのです。

価格が高い美容室でカットした方が上手く仕上がるとかそう言う話ではなく、そもそも美容室と1000円カットは別物なのです。

事前の予約

まず美容室では事前に予約が必要なのに対して、1000円カットは必要ありません。

電話が苦手な人や、カットしたいと思ったらすぐにカットしに行きたいという人には1000円カットはおすすめです。

ふらっと行けるのも気軽でいいかもしれませんね。

美容師さんの指名

1000円カットで気に入った美容師さんがいたとしても、残念ながら順番なのでその美容師さんを指名することはできません。

でも、美容室だといつも同じ美容師さんを指名することができるので、毎回安心してお任せできます。

「いつもと同じで」とか「前回と同じで」とか1000円カットでは言えないのが難点ですね。

カットの時間

ご存知の通り、1000円カットは10分でカットが終わるところ、美容室だとシャンプーやスタイリングなども含め40分から1時間程度はかかります。

美容室で早くて40分の場合は、カットは10分から15分ほどで終了しているのでカットしている時間はそこまで変わりませんね。

美容師さんとの会話

美容室では美容師さんとのコミュニケーションをとらないといけません。

もちろん、話しかけて欲しくない場合は話しかけませんが、長い間美容室にいるわけですから、多少は髪の毛のことが大半ですが会話をすると思います。

でも1000円カットだと話す時間もあまりないですし、あまり喋らず黙々と作業する人が多いようです。

シャンプーの有無

美容室はシャンプーがついていて、1000円カットはシャンプーどころかお流しもありません。

あのシャンプーが気持ちいいって人はやっぱり少しお金を出して美容室にいくべきですね。

中には肩のマッサージまでしてくれるようなところもありますから、シャンプーで日頃の疲れを癒すのもいいですね。

カットの仕方

1000円カットはいかに早くカットできるかを研究しています。

だから、美容室とはカットの仕方が違うのです。

基本的なところは同じかもしれませんがいかに効率よくカットできるかを考えてカットしているので、美容室となんだか切り方が違う…って思っても心配することはありません。

たくさん人の髪の毛をカットして、こなしている人たちですから、効率よく早く髪の毛を切ってくれます。

カット以外のメニュー

カラーリング、パーマ、トリートメント、ヘッドスパなどは美容室にはありますが、1000円カットはカットのみです!!

中には1000円カットでも眉毛カットのみならやってくれるところもあるようですが、カット以外の他のメニューは一切ないと思っていいでしょう。

ブローやセットなども「追加料金払って…」みたいなのもありませんから、ブローしてほしい、セットしてほしいっていう人は普通の美容室に行った方がいいですね。

ドリンクサービス

ドリンクサービスも美容室ではありますが(カットのみだとないところもある)、1000円カットではありません。

ゆっくりするところではないので、そういうのは一切ありません。

ヘアスタイルについての細かい要望

これは大きい違いかもしれませんが、美容室だとカウンセリングに結構時間をかけます。

ある程度スタイルが決まっている人であればすぐに終わりますが、髪型を悩んでいる人や、ヘアカタログを見て決めたい人は1000円カットだと時間が足りません。

また、カットした後に「やっぱりもう少し短くしたい」と言ってまた数センチカットすることも美容室ではできますが、1000円カットだと正直「え〜もう時間が…」ってなります。

「数センチ切るぐらいいいでしょ」って思うかもしれませんが、全体的なバランスがあるので、全体的にまた数センチカットしないといけないのでまた少し時間がかかってしまうのです。

1000円カットでは最初に伝えた要望と、スタイルを変えてはいけません。

その点、美容室であれば長ければまた切ろうっていう考え方もできるので気が楽ですね。

最後のセット

最後のスタイリング剤をつけてのセットは美容室ではありますが、1000円カットではありません。

だから、スタイリング剤をつけないとボサボサになってしまう人はワックスを持参して、どこかでつける必要がありますね。

美容室は最後のセットでかっこよく決まりますが、1000円カットだとセットしないので、どんな感じになるかは自分でワックスなどをつけないとわからないですね。

1000円カットに行って「失敗した〜」とか「なんか変」って思ったとしたら、それはセットしていないからかもしれませんね。

また美容室だとドライヤーでセット前の状態を上手につくってくれるので、髪の毛にくせがある人もいい感じになります。

そういうのを全部省いていて1000円カットは何もセットもブローもしないので「なんか……」ってなるんだと思いますよ。

1000円カットは、カットだけの場所ですから、カットしてもらった後は自分でセットしてみましょう。

1000円カットでのオーダー(注文)の仕方

最初の髪型をオーダー(注文)の仕方によって、1000円カットで失敗するかしないかは決まると言ってもいいでしょう。

1000円カットは美容師さんも時間との勝負ですが、お客様も限られた時間の中で、いかに自分のなりたい理想像を美容師さんに伝えられるかが勝負です。

美容室だったら最初は長めに髪の毛の長さを残しておいても、後から「やっぱり短くして」って言ってもいいですが、1000円カットで同じことをやると正直「え〜時間が…」ってなります。

だから、1000円カットでは先に要望をしっかりと伝えておくのと、後からスタイルチェンジをしないようにしないといけませんので、一番最初のどんな風な髪型にしたいかをしっかり伝える必要があります。

写真を見せて説明する

これが一番いいです!!写真を見せることによって、だいたいの雰囲気が伝わります。

長さや刈り上げ具合もちゃんとわかるので、とても美容師さんにとってはわかりやすいと思いますよ。

写真を見せた方が、口で説明するよりも数倍イメージが共有しやすいです。

形をきちんと伝える

この形を伝えるのが重要なんですけど、「モヒカン」にしたいのか「マッシュヘア」にしたいのか、「坊主に近いベリーショート」にしたいのかを美容師さんにお伝えしましょう。

「形を変えずにそのまま同じようにカットしてほしい」っていうのもはじめに伝えておくといいですね。

長さをきちんと伝える

例えば「ツーブロックにしたい」と言うだけじゃ言葉が足りません。

それで美容師さんから「わかりました」と言われてカットされても、ちょっと思い描いていたツーブロックとは違う場合があるのです。

きちんとどんなツーブロックにしたいか聞いてくれる1000円カットの美容師さんもいますが、たくさん美容師さんがいて、指名もできないのですからどんな人に当たるかわかりません。

自分でちゃんと説明することによって、失敗する確率が低くなります。

刈り上げの濃さはどのくらいか、他の髪の毛は長めにするのか、それともツーブロックに馴染むくらい短めにするのか…そういうこともきちんと説明できた方がいいですね。

細かいところを自分から説明するのは難しいと思うので、最低限「長さ」は伝えられるようにしましょう。

前髪、耳周り、トップ(頭の上の毛)、襟足などの長さを説明するのに加えて、刈り上げる場合はミリ数がわかればミリ数を伝えて、わからない場合は短めの目立つ刈り上げにしたいのか、あまり目立たない長めの刈り上げにしたいのかを伝えられるといいですね。

例えばこの髪型をイメージしているけど、写真がなくて美容師さんに見せることができないとします。

「3ミリぐらいのツーブロックにしてほしいのですが、前髪の長さは目にかからない程度で、襟足はスッキリめにカットしてください。

耳は出していいので、全体的にすっきりとさせてください。」

こんなん感じで説明したらいいと思います。

刈り上げがこのくらいの薄さだと3ミリから4ミリぐらいだとは思いますが、自然な刈り上げを好む人は6ミリから9ミリがおすすめです。

「襟足もすっきりと」と説明していて多少アバウトな感じはしますが、他の部分の長さも伝えているのでそんなにずれることはありません。

カットするときに、繋げてカットするので、前髪と襟足の長さ、サイドの長さをある程度伝えておけば、そんなに変になることはありません。

失敗しない!上手な1000円カットの利用方法

1000円カットを上手く利用するには、「部分的に」利用することをおすすめします。

やっぱり1ヶ月に1回普通の美容室で切るようなことを10分でやるよりも、刈り上げ部分をカットするだけに10分を使ってもらった方が自分の思うようにならずに失敗するリスクが低いと思うんです。

数ヶ月に1度、安いしお金がもったいないから行くっていう人であれば、たとえ自分の思うようにならなくても、10分でカットしているのだからしょうがないと思います。

2ヶ月もカットしないで放置すると、髪の毛の量は増えるし、髪の毛の長さは伸びるし、全部やろうとすると普通の美容室でするカットだと時間はかかります。

そういうお客様がきても、1000円カットではそれを10分でカットするなんてすごいな〜と思いますけどね。

だから、こまめに美容室に行くことをを想定した、あまり切らないカットの方が1000円カットの美容師さんもやりやすいから失敗のリスクは低いです。

そして1000円カットをこまめにメンテナンスしてもらえるようなところだと考えた方がいいです。

そうしたら気軽に刈り上げだけ、とか数センチ切るだけ、とかでそんなに失敗を恐れずに利用しやすいと思います。

梳いてもらう

髪の毛がモサモサになりやすい人は「梳いてほしいだけなんだけどな〜」って時に1000円カットを利用するといいでしょう。

普段は普通の美容室でカットしてもらっていても、梳いてほしいだけなのにまた普通のカットと同じような金額を払うのはもったいないって思いませんか。

そういう時に、あまり1000円で切れるのはありがたいですよね。

梳くだけだったら形も変わらないので「形は変えずに梳いてください」と伝えるといいと思います。

そしたらベースの部分は変わらないので失敗することもあまりないと思います。

刈り上げ部分のメンテナンス

ツーブロックのような、刈り上げ部分だけをメンテナンスしてもらう時に1000円カットを使うといいでしょう。

短めの刈り上げだったら3〜4ミリ、自然な感じにしたかったら6〜9ミリでお願いするといいと思います。

刈り上げのように短くカットすると伸びるとすぐ気になるので、刈り上げだけをお願いするのも1000円カットの上手な利用方法だと思います。

これも、普通のカットは美容室に行けば、ちゃんとわかりやすくツーブロックになっているので、その部分だけのカットををお願いすればそんなに失敗することはありません。

また、失敗するとしたら刈り上げの長さだと思うので、そこの部分は自分がしたい刈り上げの濃さの写真を見せたりするとわかりやすくていいと思います。

襟足だけのカット

襟足もくせがある人が多いので、伸びると気になるところではあります。

襟足部分だけのカットも、ちょっと切りたいだけだと思うんですが、ちょっと切るとまた他とのバランスが崩れます。

「伸びている部分と馴染むように襟足をスッキリさせてください」などとお願いするといいかもしれませんね。

2週間に1度のカット

2週間に1度カットに行ける人はとてもマメだと思いますが、1000円カットなら時間もかからず好きな時に行けるのでおすすめです。

そのくらいのペースで行けば、カットした感じが出ずに同じような髪型をキープできます。

2週間に1度であれば、カットする毛も少ないのであまり失敗することもないでしょう。

まとめ

1000円カットは上手に使えば安いし早いし、お気に入りになると思うんです。

でも、失敗したと思う人はあんまり上手に1000円カットを利用できてなかったのかな…?と私は思います。

もちろん美容師さんの技術不足なところもありますが、それは1000円カットの美容室でもあるし、普通の美容室でもありえることです。

普通の美容室でも失敗だったら「あーだめだったなー。違うところ探さなきゃなー」ってなると思いますが、1000円カットで失敗した場合は「あーだめだったなー。1000円カットはやっぱりだめだー」ってなることが多いんです。

それは1000円カットのせいじゃなくて、伝え方が悪かった、もしくは当たった美容師さんが悪かっただけかもしれないのに。

他の1000円カットに行ってみて、やっぱりだめだったら1000円カットは合わないのかもしれませんが、技術面ではそんなに悪くないと思うのが私の感想です。

1000円カットでも上手な人はたくさんいるので、1000円カットに行ってきたお客様をカットするのはちょっと緊張しました(笑)

あんまり仕上がりは変わらないじゃん、ってなったらやっぱり1000円カットに行ってしまいますからね。

1000円カットはお金がない人、とか髪型に興味がない人が行く場所と考えがちですが、上手に1000円カットを取り入れるのもいい思いますよ。

 

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