日焼けをしたらヒリヒリしたり、かゆくなったり、皮がむけたりしますよね。
それは肌が紫外線によるダメージを受けているからなんです。
男性だって、ちゃんと日焼け後のケアはしないと将来ボロボロの肌になってしまったり、早く老けてしまいます。
「男だからいいや」と思わずに、肌のためにちゃんと日焼けのケアをしましょう。
今から紫外線ケアすることによって、肌がきれいと褒められたり、若々しいねと褒められる未来が待っているでしょう。
この記事を読むと
- 日焼けをするとどうなる?
- 日焼けをした後のケア方法
- 日焼けをする前のケア方法
- 黒く焼きたい場合はどうする?
これらがわかるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
日焼けをするとどうなる?
日焼けをするとどうなるかというと、肌が赤くなったり黒くなったりと肌が炎症を起こした状態になります。
人によって赤くなる人、黒くなる人がいますが、日焼けをすることによってDNAが損傷して、皮膚がんになることも考えられます。
だから、しっかりと肌のことを考えて日焼け前のケアはもちろん、日焼け後のケアもとても大事になってきます。
肌が赤くなる
日焼けした肌が赤くなることを「サンバーン」といい、ヒリヒリしたり、痛みを伴います。
色が白い人に多いのですが、日光皮膚炎とも言われ、軽いやけどと同じ状態です。
これは紫外線により血管が広がって、肌の細胞が傷ついてしまうことが原因です。
こういう日焼けすると肌が赤くなるタイプの人はもともとメラニン色素が少なく、紫外線から肌を守りきれません。
だから、紫外線の影響を受けやすく、紫外線が肌の表面だけでなく奥深くまで浸透してしまい、肌のダメージにつながり老化の原因となってしまいます。
肌が赤くなるタイプの人は、ほてりを抑えるためにすぐに冷やすことが大事です。
肌が黒くなる
紫外線を浴びることにより、肌の表面にある角質層が厚くなり体の中に入りこまないように守ろうとしますが、その角質を通り越して入り込んでしまうこともあります。
その入り込んできたものに「メラノサイト」というメラニンをつくるものが反応し、メラニン色素を作り出して紫外線を吸収しようとして、真皮への影響を最小限に抑えようとしてくれます。
そのため、メラニン色素が増えると皮膚の色が黒く変わってしまうのです。
肌が黒くなってしまう人は冷やすこともそうですが、保湿することが大事です。
かゆみが出る
かゆみが出るのはもしかすると紫外線アレルギー(日光アレルギー)の可能性もあります。
かゆみと一緒に湿疹や蕁麻疹などが出ていたら紫外線アレルギーかもしれないので皮膚科に受診することをおすすめします。
もともとアレルギー体質の人がかかりやすく、紫外線への抵抗としてかゆみという症状が現れます。
または、紫外線アレルギーでなくても、日焼けをした後は乾燥するのでそれによってかゆみが出ている場合もあります。
もうひとつ、かさぶたが治る時にかゆくなるのと同じで、日焼けをして炎症を起こしている部分を修復しようとリンパ液が集まると、その部分がかゆくなることもあります。
かゆみが出ている場合は保湿をして、ひどい場合は皮膚科へ行くことをおすすめします。
皮がむける
皮膚表面が紫外線によってダメージを受けると、角質層が乾燥して新しい肌細胞をつくろうとします。
これをターンオーバーといい、皮がむけてくるのは急速に新しい細胞を作っているからなんです。
普段もターンオーバーは行われており、垢として出ていますがあまり気がつきませんよね。
日焼けの時はたくさんペリッと皮をはがしたくなりますが、そっとしておいた方が肌に余計なダメージを与えなくてすみます。
この皮がむけてしまった時も保湿することが大事になってきます。
ヒリヒリする
ヒリヒリしているのは先ほどの赤くなる症状と一緒で軽いやけどをしているからなのです。
やけどの時は冷やすと思いますが、それと同じようにとにかく冷やしてください。
全身日焼けしていたら冷やすのも大変かもしれませんが、シャワーなどの冷たい水で冷やすことをおすすめします。
日焼けした後のケア方法5選
日焼けしてしまったら、アフターケアが大事になってきます。
それによってダメージを受けた肌も早く修復されて元の状態に戻ります。
早めのケアに越したことはありませんが、72時間以内にケアすることでダメージを最小限に抑えられます。
軽いやけどと同じなので冷やす
日焼けした肌は炎症を起こしており、軽いやけどと同じ状態です。
そのため日焼けしてしまった部分を早急に冷やしましょう。
冷やすといってもいろいろ方法はありますが、
- 冷たいシャワーを浴びる
- 水風呂に浸かる
- アフタージェルを塗る
これらがおすすめです。
急激に冷やすと体に負担がかかってしまうため、温度と時間に気をつけましょう。
基本的には火照りが冷めるまで冷やしていた方がいいですが、時間が長すぎたり水が冷たすぎると風邪をひいてしまうので注意が必要です。
水で冷やす時間は15分くらいまで、水の温度は15度ぐらいの我慢せずに入れるぐらいの冷たさで体を冷やしましょう。
保湿する
日焼けすると肌が熱を持って乾燥してしまうので、いつも以上に保湿する必要があります。
乾燥した肌をそのままにしておくと、肌が元の状態に戻るのが遅くなり、シミになってしまうこともあります。
だから早めのケアが必要です。
油分を補うというよりは、水分が蒸発している状態なので化粧水などのローションがおすすめです。
日焼けしている時は肌が敏感になっているので、あまり刺激がないようなものを使うといいでしょう。
たくさん水分をとる
日焼けすると肌だけが乾燥しているわけではなく、体の中全体的に水分が不足します。
熱中症などもこまめに水分を取らないとなってしまうように、日焼けすると軽い脱水症状になることが多いですから水やスポーツドリンクを意識的に飲むことが大事です。
特に紫外線をたくさん浴びたなという時は、しっかりと水分をとることで早めに回復することができます。
体を休める
日焼けをすると疲れるというのは肌が紫外線によりダメージを受けて「活性酸素」というものが発生します。
活性酸素というものは抵抗する力を発揮するのですが、自分の細胞も傷つけてしまうのでそれにより「疲労物質」がたまるわけです。
だからなんだか日焼けした後は疲れるのですね。
日光を浴びることによって体が火照り、それによって水分が蒸発して体温調節をしようとするのでそれによる疲れもありますね。
紫外線を多く浴びた日は、ゆっくりと体を休めることが大事です。
肌だけでなく体もダメージを受けているので無理すると日焼けした肌の治りも遅くなりますし、肌のターンオーバー、回復のためにも睡眠をたくさんとるようにしましょう。
ビタミンの入った食事をとる
日焼け後は肌の生まれ変わりを促進するビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群の入ったものを食べるようにしましょう。
またタンパク質も肌の原料となるので積極的にとるようにしましょう。
ビタミンAは卵黄、レバー、ビタミンCはレモン、キウイ、ビタミンEはアボカド、ビタミンB群は豆類を食べるといいですよ。
なかなか栄養バランスがとれた食事を食べることができないという人は、サプリメントに頼るのがいいでしょう。
日焼けする前のケア方法
日焼けをしてしまった後のケアも大事ですが、もちろん日焼けする前のケアもしっかりとした方がいいですね。
男性は日焼け止めを塗るのが面倒だったり「焼けてもいいや」という人もいるでしょうが、面倒じゃない日焼け対策もあるので試してみてくださいね。
どうせ焼けるから日焼け止めを塗らないのではなく、肌のことを考えて日焼け対策をした方がいいですよ。
特に外でゴルフをする人や、一日中外でお仕事している人、気がつかないうちに焼けているだけでなく皮膚にダメージを受けています。
皮膚がんになる可能性もあるのですから、今後のためにも気をつけないといけません。
飲む日焼け止め
日焼け止めのサプリとも言われていて、毎日飲むだけでも日に焼けにくくなります。
日焼けする前だけでなく、日焼けした後にも効果的なので日焼け対策としてはおすすめです。
飲む日焼け止めは内側から紫外線ダメージを抑制してくれて、シミやシワの原因をブロックしてくれます。
塗る日焼け止めのように、塗り直しの必要もなく、ベタベタしたりもしません。
朝飲むだけで日焼け対策できるので楽ですし、天然成分なので安心して飲むことができます♪
日焼け止め
飲む日焼け止めと一緒に使うと効果的なのが、塗る日焼け止めです。
全身に塗るのは面倒ですが、海に行く時やたくさん紫外線を浴びる時は絶対塗った方がいいですよ。
薄く伸ばすよりもしっかりと塗らないと効果が薄れてしまいます。
SPFは日に焼けるまでの時間ですが、数値が高いのを塗るよりも数値が低くてもこまめに塗り直したほうが効果的です。
数値が高い方が肌に負担が大きいので、日常生活などでは数値が低いものを使った方がいいでしょう。
サングラス
目からも紫外線が入ってくるので、疲労物質がたまり疲れやすくなります。
そのためにサングラスをした方がいいのですが、日本だとあまりサングラスで紫外線を予防する習慣がないので街でかけている人も欧米と比べると少ないですよね。
また、サングラスでも紫外線カットの効果があるものでないと効果がないので、必ず紫外線カット加工がしてあるレンズのものを選びましょう。
ビタミンの入った食事をとる
さきほどと同じようにビタミン類が入った食事をするようにしましょう。
ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きがあり、ビタミンEとAは活性酸素の働きを抑える効果があるので日に焼ける前にも摂取しておきたいですね。
食事でとるのが難しいという人はサプリメントで補いましょう。
黒く焼きたい場合の日焼け対策
男性は白いよりも日焼けした方がかっこいいと思っている人も多いですよね。
日焼けしている方が確かに男らしさは感じます。
でもしっかりと日焼け対策をしないと後で後悔することになるかもしれません。
黒く焼きたい場合でもしっかりと日焼け対策はするようにしましょう。
サンオイルを使う
きれいに日焼けしたいのであればサンオイルはマストアイテム。
サンオイルは日焼けを促進するというよりも、紫外線から肌を守ってくれるけど肌を黒くしてくれる効果があります。
何も塗らずに黒くするのは肌にダメージがありますが、サンオイルを使うことによって日焼けによるやけどを防いでくれます。
サンオイルを塗ったからといっても、ヒリヒリする場合もあるのでそうなった場合自分で焼く時間を調節してくださいね。
PAが入っていない日焼け止めを使う
PAは肌が黒くなるのを防ぐ目的のものですが、それが入っていない日焼け止めだと肌は黒くなるけど紫外線のダメージからは守ってくれます。
あまり日本には売っていないのですが、海外に行くとPAが入っていない日焼け止めもあるので使ってみるといいでしょう。
日本で売っていなければPAの数値が低めの日焼け止めを塗って少しずつ焼くといいかもしれませんね。
アフターローションを使う
日焼けしたら冷やすこともとても大事です。
アフターローションを使うことによって、火照った肌もクールダウンさせ、保湿効果もあるので肌が荒れるのを防いでくれます。
日焼けによる皮がむけるのを防いでくれる効果もあるので必ず使ってくださいね。
一気に焼こうとしない
紫外線を浴びると疲れるので、体調のことを考えるとあまり長い時間焼かない方がいいです。
また、日焼けして皮がむけたり、ムラができたりするので1日3時間ほどずつ焼いていきましょう。
日差しの最も強い午前10時から午後2時までは避けて焼くようにすると肌の負担が少ないです。
まとめ
日焼けした時のケアはしっかりとやらないと、肌の老化に繋がったりするので、男だからと言って日焼けを気にしないのは間違いですよ。
美白にこだわる必要はないと思いますが、多少は気にしていた方がこの先も若くいられることでしょう。
歳をとってからシワシワ、シミだらけ、想像してみてください。
男性でもちょっと嫌じゃないですか?
だから日焼けするのはしょうがないですが、その後のアフターケアや紫外線対策を怠らないようにすることが大切だと思います。
黒くなりたい場合も、日焼け対策をしっかりすることで肌への負担が少なくなりますからね。
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