パーマをかけたはいいけど、なかなかセットがうまくいかない…
そんなことを悩んでいる人はいませんか?
パーマはセットするのは最初は難しく感じても、コツを掴んで慣れてくれば簡単にできます!
もうパーマなしでは生活できないと思うぐらいパーマにハマると楽ですよ〜
問題はうまくできないパーマのセットですよね!!
この記事を読めば
- パーマの乾かしてセットするまでの具体的な方法がわかる
- パーマのおすすめのスタイリング剤がわかる
- 夜に髪の毛をセットしたい場合のポイントがわかる
これらがわかるようになります。
美容師ならではのセットのポイントを細かくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
美容師が教える!パーマの乾かし方とセットの方法
パーマのセットは8割は乾かし方で決まります!!
うまく乾かせていないのに、セットがうまくいくはずがありません。
美容室ではうまくセットしてもらえても、家だと再現できないというのは乾かし方に問題があるのかもしれません。
だから、セットの前にまずは乾かし方から説明していきます!
1.まずは水でしっかりと髪の毛を濡らす
水で髪の毛を濡らさないと根元から立ち上がらないので、シャワーを浴びるか霧吹きで濡らす場合は根元からしっかり濡らすようにしてください。
この時にびしょびしょになってもかまいませんので、しっかりと髪の毛を濡らすことを意識してください。
2.タオルドライする
タオルドライとはそのままタオルで乾かすことを言います。
濡れた髪の毛を根元からしっかりと頭皮をこする感じでタオルをあてます。
あまり力をいれすぎても頭皮を傷つける場合があるので、優しく、でもしっかりと水分を拭き取りましょう。
パーマは濡れている時にカールが出るので、びしょびしょな時に比べて、タオルドライした後の方が少しパーマがゆるくなったかな〜ぐらい水分を拭き取れればベストです。
逆に髪の毛が乾燥しやすい人はタオルドライしすぎてはいけません。
タオルドライしたあとに、セットする一歩前ぐらいのカール加減を想像できるといいのですが…
ちょっと難しいですかね?(笑)
まず自分がセットしたあとの時のことを、思い出して想像してみてください。
そのあとに今の自分(タオルドライしたあと)を見てみてください。
どうですか?タオルドライ後はいつもセットしたあとよりもパーマが少し強く出ていますか?
いつもよりもパーマが強く出ているなと思えばタオルドライは完了でいいです!
髪質によってもタオルドライも違うのでちょっと難しいかもしれません。
3.ドライヤーを使って乾かそう!パーマのかかり具合・髪質別の乾かし方
ようやくドライヤーの出番です!
パーマはかかり具合によってもドライヤーでどのくらい乾かすかも違ってきますし、髪質によってもドライヤーを使う時間は異なります。
自分がまずどのくらいのパーマのかかり具合か、どういう髪質かを把握する必要があります。
パーマのかかり具合は自分のなりたいイメージによって違うので、また後で説明しますね。
髪質はドライヤーを使わなくてもすぐに乾いてくる髪質の人は乾燥毛です。
髪の毛が乾きやすかったりパサつきやすかったりする場合はドライヤーの使い方に注意してください。
これからパーマのかかり具合別・髪質別にパーマの乾かし方を説明しますが、自分がどれに当てはまっているかよくわからない場合は、普通の髪質の人のパーマの乾かし方を見てください。
くせ毛の人に多いので、直毛の人は乾燥毛でない場合がほとんどです。
パーマスタイルにはダイソンがおすすめ?美容師が厳選したドライヤー一覧
パーマが強くかかっている場合の乾かし方
パーマが強くかかり過ぎている場合は結構濡らした時にくるくるになっていると思います。
スタイルによるので、ゆるいパーマをイメージしていて、でも濡らしたら結構くるくるっていう人の乾かし方を説明します。
あまりセットしない人の場合は最初は少し強めにかけて、乾かした時にいい感じになるように計算して美容師さんが強めにパーマをかけている場合があります。
だから失敗とかそういう問題ではなく、ただパーマのかかり具合が強いだけなんです。
うまく乾かせば大丈夫ですよ〜!!
- まずしっかりと乾かす(左右にふって乾かしてもOK)
- パーマがゆるくなってきたと感じたらシルエットを意識して乾かす
- 最後にパーマを出すようにして手で握るようにして乾かす
パーマが強くかかっている場合は、パーマがかかっていない時と同じように、根元を乾かします。
もうパーマがかかっているとか気にしなくてもいいくらいバーっと乾かしちゃっても大丈夫です!
根元が乾いてきて、ナチュラルな感じでカールが出てきたと思ったら、次にシルエットを意識します。
パーマをかけると髪の毛がボンバーになりやすいので、横の毛はしっかり潰すように、頭の上の毛はしっかりと立ち上がるように、ひし形を意識して乾かしましょう。
パーマが全然ない…ってことにならないように最後は手で握るようにして髪の毛のカールを出しましょう。
手で握った時に少しだけ濡れているといいです。
乾かしすぎるとオーバードライといって髪の毛にダメージだったり、髪の毛が広がりやすくなります。
もし乾かし過ぎたと思ったら、霧吹きで少し濡らしてそのあとは乾かさずにスタイリング剤をつけちゃいましょう!
パーマが弱くかかっている場合の乾かし方
パーマがゆるくかけすぎて弱かったり、パーマが落ちてきてあまり出にくい人の乾かし方を説明していきます。
- まず根元のみを乾かす
- 手で髪の毛を握るようにして乾かす
- もうこの時点でスタイリング剤をつける
- また弱風で乾かす
最初に根元だけを乾かします。
乾けば乾くほどパーマがなくなっていくので、パーマがかかっている毛先部分は慎重に乾かしたいところです。
根元がある程度乾いたら、手で髪の毛を握るようにして乾かします。
ちょっと濡れているな〜ぐらいでいいでしょう。
そうしたらもうスタイリング剤をつけてしまいます。
スタイリング剤をつけることによってカールをキープできるので、ゆるいパーマの人は早めにつけた方がいいでしょう。
そしてスタイリング剤をつけたあとにまた乾かす!!
その時にシルエットを意識して頭の上の毛を立ち上げたり、横の髪の毛を膨らまないように抑えたりするといいでしょう。
そして、スタイリング剤をつけた後は優しくそのカールを壊さないようにドライヤーを弱風で当てます。
強風だと乾き過ぎてまたパーマが伸びてしまったりするので、弱風で優しく優しく乾かしましょう。
完全に乾かなくてもパーマの場合はOKです!
自然乾燥が一番カールが出るので、少し濡れた状態でも大丈夫ですよ。
乾燥毛の人のパーマの乾かし方
乾燥毛の人は、タオルドライだけでも大丈夫かもしれません(笑)
でも乾燥毛の人はすぐに乾いてしまうので、大事なのは乾かし過ぎないことです!!
- まずスタイリング剤をつける
- シルエットを意識して弱風で乾かす
え!いきなりスタイリング剤つけちゃうの?って思いましたよね?(笑)
乾燥毛の人はちょっと難しいので、先にスタイリング剤をつけちゃいます!
ちょっと長めの人は少し根元を乾かした方がいいかもしれません。
そのあとにシルエットを意識して、頭の上は立ち上がらせて、横の毛は広がり過ぎないように、できたらひし形を意識するように乾かします。
そして、弱風で乾かすことによって、パーマのカールが崩れずにセットできます。
弱風じゃ全然根元が乾かないよ〜って人は最初に少し根元を乾かすか、強風でスタイリング剤をつけたあとに根元だけを意識して乾かすといいと思います。
完全な乾燥毛の人は早め早めにスタイリングしないとすぐに乾いてしまうので、すぐにスタイリング剤をつけちゃいましょう。
普通の髪質の人のパーマの乾かし方
だいたいの人はこの乾かし方でいいでしょう。
- まず根元を乾かす
- 少し毛先が濡れている状態で手で髪の毛を握りながら乾かす
- 髪の毛のカールをだしつつシルエットを意識して乾かす
まず根元を乾かしますが、毛先は完全に乾かさずに少し濡れた状態にしておきます。
少し濡れた状態で、髪の毛を握りながら、カールを出すようにして乾かします。
髪の毛のカールをどれくらい出したいかにもよりますが、カールがしっかりでていて少し髪の毛が乾いてきたら、シルエットも意識して乾かしましょう。
何度も言っていますが、頭の上の毛は立ち上げるようにして、横の毛は膨らみ過ぎないように乾かします。
できたらひし形を意識するようにして乾かしてください。
カールがですぎちゃったなという場合は、少し髪の毛を引っ張るようにして乾かせばカールは伸びます。
反対に乾かしすぎてカールが伸びちゃったなって時は少し霧吹きで濡らして髪の毛をくしゃくしゃ握るようにしてパーマのカールを出しましょう。
4.スタイリング剤をもみこむ
スタイリング剤には種類があります。
- ワックス
- ジェル
- ジェルワックス
- トリートメント
- ムース
- スプレー
スプレーは最後に使うというのはわかると思いますが、パーマの時には何をつけたらいいか悩みどころだと思います。
それぞれスタイリング剤の特徴がありますので一つずつ説明していきますね!
パーマスタイルにワックスをつけると…
ワックスをつける時はそこまで水分が残っていない方がいいです。
なぜなら油性なので水と油は混ざりにくいです。
だから、パーマスタイルだけどワックスをつけたいのであれば、しっかりと乾かしてしまいましょう。
しっかりと乾かしてもパーマがかかっていればカールは出ます。
また、ワックスをつけてセットするとカールが強調されます。
思ったようにカールが出なかったり、もっとカールを出したい場合は違うスタイリング剤の方がいいでしょう。
ワックスはあくまでも自然な感じでセットしたい時に使うのがいいと思うので、いつも通りの付け方でいいと思います。
パーマスタイルにワックスをつけてセットすると、ナチュラルな感じになります。
ワックスは動きや束感が出るので、ゆるめのパーマなら普段と変わらないようなセットができます。
しっかりパーマのカールを出したい場合にはちょっと物足りないかもしれません。
パーマをかけても、あまり作り込み過ぎないスタイルにしたい場合は向いていると思います。
パーマスタイルにジェルをつけると…
パーマスタイルにジェルをつけると、ツヤが出ます。
髪の毛が濡れている時にジェルをつけると馴染みやすいので、パーマとの相性はとてもいいです。
そして、乾燥毛の人にはワックスよりも使いやすいスタイリング剤だと思います。
それは、乾燥毛の人は髪の毛が乾きやすいので、髪の毛が乾く前にジェルをもみこみ、それから髪の毛を乾かすことによってスタイリングが決まりやすくなるからです。
また、乾燥毛の人は髪の毛がパサパサ見えがちなので、ツヤが出るジェルはおすすめです!
ジェルをつけるとしっかりとセットされている感じが出るのでビジネスマンなどにいいと思います。
でも、水溶性なので、汗をかいたときに落ちやすいので、スポーツする時には向かないでしょう。
ジェルの付け方は、髪の毛がちょっと濡れている時につけるのが正解です。
ジェルを手にとり、手のひらに霧吹きでシュッとしてジェルと水と馴染ませてから、髪の毛全体につけるのもいいでしょう。
ワックスのようにジェルも髪の毛全体に馴染ませて、髪の毛をくしゃくしゃと握りながらバランスを整えていきます。
ジェルはすぐに固まりやすいので時間との勝負です!(笑)
パーマスタイルにジェルワックスをつけると…
ワックスとジェルのいいとこ取りなジェルワックスも、パーマスタイルにはおすすめです。
どちらかというとジェルよりなものが多いので、ツヤが出ます。
ジェルのようなツヤとワックスのような手軽さを兼ね備えています。
これはワックスのように、ナチュラルな感じではないかもしれないのでしっかりとセットしたい時に使うといいでしょう。
これも、つける時はジェルのような感じで少し濡れているとつけやすいと思います。
ジェルやワックスと同じように全体的に馴染ませて、形を整えてセットしたら完成です。
パーマスタイルにムースをつけると…
パーマスタイルといえばムースなイメージがありましたよね。
ムースもやっぱりパーマスタイルと相性がとてもいいんですよ!
泡で出て来るのでつけやすいですし、これまた少し湿った髪の毛と馴染みやすいです。
キープ力もあるので、しっかりと固まりますが、手早くセットする必要があります。
ムースもジェルほどではありませんが、ツヤが出ます。
仕上がりは固まってムースの種類にもよりますが、パリッとした感じになります。
そこはジェルと同じような感じですね。
ムースの付け方はちょっと他のとは違います。
髪の毛が少し湿った状態でつけますが、泡状なので毛先からつけます。
根元の方はほとんどつかなくてもOKです。
泡状なので、すぐに水っぽくなるので頭皮につかないように注意してください。
頭皮につくとまた頭皮トラブルの原因になるので、根元にはつかないようにしてくださいね。
ムースはくしゃくしゃと握っているうちに、髪の毛全体に馴染んでくるはずです。
ムースも早く固まるものもあるので、早めにセットできるのがベストです。
つけムラがないように、全体的にムースを行き渡らせてくださいね。
最後にパーマスタイルをスプレーで固める
最後にスプレーで固めましょう。
スプレーは使っても使わなくてもいいです。
ちょっとしっかり固めておきたいなって時などに使用するといいでしょう。
シャンプーの時に少し落ちづらくなるので、スプレーはしっかり髪型をキープしたい人におすすめのスタイリング剤です。
崩れた時に少し手直ししたいって人はつけない方が直しやすいですよ。
スプレーを使う場合は15㎝ほど離してから、全体的につけます。
あんまり近くでスプレーするとそこだけ固まってしまうので、少し遠目からかけた方がいいでしょう。
セットする時間は朝!
パーマのセットは絶対に朝の方がいいです!!
それは、夜にセットしたとしても寝ると潰れてしまいます。
だから、セットするのは朝出かける前が一番いいでしょう。
夜セットしたい場合は…
朝いつもギリギリだから、できれば夜にセットして寝たいって人もいるかもしれません。
その場合は、同じようにセットする感じでかまいませんが、注意点がふたつあります。
- スタイリング剤はつけずにトリートメントのみにしておくこと
- 朝霧吹きで少しぬらすこと
スタイリング剤をつけてしまうと、毛穴に汚れがつまって、頭皮トラブルの原因になってしまう場合があります。
だから、夜寝る前はトリートメントをつけるだけにしておきましょう。
そして、どうしても夜寝ると多少は髪の毛が潰れてしまいます。
髪の毛が潰れたまま出かけるのはカッコが悪いので、霧吹きだけ潰れたところ(頭の後ろやトップの部分)にシュッとするといいでしょう。
少し髪の毛が濡れるとまたパーマのカールが出るので、霧吹きで髪の毛を濡らしたらくしゃくしゃと手でパーマを出すように髪の毛を握りましょう。
ドライヤーを使わなくても、少し濡れていればカールは出てくるので、それで潰れている感じはなくなると思います。
あとは自然乾燥でいい感じになります。
自然乾燥といっても濡らし過ぎてはいけませんからね!
ちょっと湿っているな〜ぐらいが一番ちょうどいいでしょう。
まとめ
パーマの乾かし方とセットの方法はやっていくうちに慣れて上手になってきます。
どんなパーマかによって、使うスタイリング剤も変わってきますし、乾かし方も変わってきます。
髪質によっても変わってきますね。
もし、うまくパーマのセットができない場合は、乾かし方を変えてみる、もしくはスタイリング剤を変えてみるといいかもしれません。
パーマのセットがうまくできるといいですね!!
男性の髪型はとても重要ですから、参考にしてみてください。
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